初めてパーマをかける方必見!お悩み解決法
初めてパーマをかける方に質問です。
「そもそもパーマって何?」「パーマの種類で悩んでいる」「パーマをかけたいけど、失敗したくない。」
そんなお悩みを抱える方は意外と多いのではないでしょうか?
パーマには「コールドパーマ」「デジタルパーマ」など様々な種類があります。
パーマの種類によりパーマの仕上がりや持ち、その対策も様々です。
本日はパーマの種類別でわかりやすく「パーマの特徴」や「抑えておきたい注意点」「長持ちさせる対策」など、パーマをかける前に知っておきたい情報全てを、ご紹介いたします!
最後まで読んでいただけると、パーマへの不安がなくなり、パーマスタイルが楽しめること間違いなしです。
是非、ご一読下さい!
目次
パーマとは?
パーマは、ロッドと呼ばれる筒状のものに、髪を巻き付け、2つの薬剤をつけてカールをつくります。
1つ目の薬剤で髪の中のタンパク質のつながりを切り離し、2つ目の薬剤を使い、先程切り離したつながりを再び結びつなげます。ロッドを巻いた状態でつながりが元に戻るので、髪にウェーブがつき固定されます。
パーマの種類
パーマには大きく分けると2種類あります。
コールドパーマと熱を使うパーマです。
今回はどこの美容院でも取り扱いがあり、多く施術されている「コールドパーマ」と熱を使う「デジタルパーマ」2つの種類の違いと、それぞれの特徴をご説明していきたいと思います。
コールドパーマ
コールドパーマとは、広く親しまれているパーマのことです。
加熱はせずに、パーマ液のみで髪の毛のたんぱく質を切り離し、固定してウェーブを作り出します。
コールドパーマの特徴
・髪の毛が濡れている状態の時が一番ウェーブが出て、乾くと緩まる
・乾かすと少し緩くなるので、柔らかい質感が出しやすい
・根元までかけられるのでボリュームが出しやすい
・パーマのもちは、平均2ヶ月から3ヶ月
コールドパーマに向いている髪質
コールドパーマは髪質によってかかりが異なります。
多くの方がこのパーマを利用されており、日本人の髪質とは相性が良いため、ほとんどの場合、綺麗にパーマがかかります。
なので、あまり髪質を気にされなくても良いですが、完全に大丈夫とは言いきれません。
美容師がカウンセリングの際にパーマがかかるか、かからないかを見てくれるはずです。なにか不安がある場合はしっかり相談しましょう。
コールドパーマの注意点
コテで巻いたような立体感は出しにくい
コールドパーマは濡れている時の方が、カールが強く、乾くと緩くなる性質があります。その為、乾くとパーマがなじみます。なので、立体感があるコテで巻いたようなスタイルにはなりづらいです。
おすすめスタイル
コールドパーマの特徴をいかしたスタイルです。是非、参考にしてみて下さい。
やわらかショートスタイル
髪質がストレートの方やボリュームが出づらい方は、ブローやスタイリングが必要だと手間ですよね。なので、乾かしただけでもキマるパーマをかけると素敵で楽です。
ショートスタイルで、ふわっとボリュームアップした質感はコールドパーマにしか、出来ない技です。
また、絶壁の方や頭の形をよく見せたい方も、パーマをかければふんわりしてシルエットが美しくなります。
前髪パーマで個性をプラス
前髪にパーマをかけることで、毛先に動きができ、柔らかくなります。また、ストレートで流れない髪もふんわりと流す事が出来ます。
また、髪を伸ばし中で、今のスタイルに飽きてきて変化がほしい方は、前髪を切ってパーマをかけると雰囲気が変わるので、おすすめです。
コールドパーマをつかった前髪パーマだと、施術時間も短く手軽に挑戦できます。
無造作なカールでぬけ感を
髪の質感を柔らかく軽やかに見せることができるパーマなので、ふわっとナチュラルに動きがほしい方におすすめです。
ストレートの方でストンとなりやすい方は、根元にボリュームを出して、ふわっとカールがあると素敵ですよね。
スタイリングすることにより、抜け感も出て素敵です。
デジタルパーマ
デジタルパーマとは、発熱するロッドに髪を巻き付け、パーマ液を塗布し、熱を加えてカールをつけるパーマのことです。
デジタルパーマの特徴
・髪が乾いた状態のときにカールが出るので、ヘアスタイリングやアレンジが楽になる
・カール力が強く、もちがいい
・通常のパーマが、かかりづらい髪質の方でもカールがつきやすい
・コテやアイロンで巻いたようなスタイルが可能
・パーマのもちは、平均3ヶ月から半年
デジタルパーマに向いている髪質
普通のパーマではかかりにくかったり、すぐ取れてしまったりすることが多い、クセのないストンとした直毛にも向いています。
また、縮毛矯正をされている方でも(癖毛の種類にもよります)かけることができます。
ですが、かけらる方は一握りです。髪の為には、どちらかにしておきましょう。
デジタルパーマの注意点
ショートヘアには不向き
デジタルパーマはロッドが熱くなるため、髪の根元まで巻くと火傷の危険性があります。
またショートヘアは髪が短い為、重いロッドが耐えきれず、落ちてしまうという事もあり不向きです。
ショートヘアの方は、コールドパーマを選ぶといいでしょう。
おすすめスタイル
デジタルパーマの特徴をいかしたスタイルです。是非、参考にしてみて下さい。
毛先にワンカール 大人ロング
デジタルパーマは、大きい形状のパーマや毛先ワンカールが得意です。
その特徴を最大限にいかした、ワンカールスタイルはおすすめです。また毛先のみワンカールは、ツヤ感も出て素敵です。
無造作 こなれ ロングスタイル
髪が濡れている時のカールと、乾かした後のカールの差があまりないことも特徴です。
なので、丁寧に乾かしてスタイリング剤をつけるだけで、スタイルとして成り立ちます。ズボラさんにもおすすめです。
ふんわりナチュラルボブ
毛先を大きくワンカールさせることで、ふんわりとしたシルエットがかわいいボブスタイルに。
ひし形スタイルは、頭のバランスが良く見えるシルエットで、髪型に立体感を与えてくれます。
どんな顔型の方にも合い、小顔効果があります。
パーマのおすすめスタイルリング剤
コールドパーマもデジタルパーマも、濡れている時と乾いてる時にカールの差があります。
どちらも、濡れている時の方がカールが出て、乾くと緩まります。そのパーマを元に戻し、形を整える為にも、スタイリング剤を付ける事は必須です。
また、なりたいスタイルと、使うスタイリング剤は大きく関係してきます。中でも、人気で効果のあるスタイリング剤を、わかりやすくまとめました。
ムース
スタイリング剤の中で1番水分を含んでいます。なので、カールをしっかり出したい方におすすめです。
ウエラ ブーストバウンスムース
しっかりカールが戻ります。また、ムースというと、カチカチになってしまう印象があるかもしれませんが、自然な質感になります。
【使い方】
スプレーで少し髪を濡らしムースを手に取り、髪全体に馴染ませるように、もみこみます。
付けた後、少し湿るので、ドライヤーで乾かしてあげるとよいです。乾かす時にパーマを伸ばさないように気を付けましょう。
オイル
ムースはしっかりカールが出てそのまま固定されますが、オイルはそれほどカールのリッジが出ず、ナチュラルなカールになります。
エヌドット ポリッシュオイル
ナチュラルで無造作な感じにスタイリングされたい方に、おすすめです。
【使い方】
スプレーで少し髪を濡らしオイルを手に取り、髪全体に馴染ませるように、もみこみます。
また、その時に髪の内側に手を入れもみこむように、しっかり付けてから、表面につけましょう。先に表面を付けてしまうと、必要以上にオイルが付いてしまい、ペタンとしてしまいます。
また、前髪は髪の量が全体に比べて少ないので、ペタンとなってしまいがちです。髪全体に付け終わった後、手に残ったオイルをサッと付けるとペタンとなりすぎず、素敵になります。
ワックス
ワックスは固形の油分でつくられているので、それほどカール感は戻りません。
用途としては、根本からボリュームを出したい方に、おすすめです。
N. スタイリングセラム
しっかり根本が立ち上がりボリュームが出て、固定してくれます。また、ツヤが出ます。
【使い方】
髪全体に馴染ませるように、もみこみます。
また、その時に髪の内側に手を入れもみこむように、しっかり付けてから、表面につけましょう。先に表面を付けてしまうと、必要以上にワックスが付いてしまい、ペタンとしてしまいます。
また、前髪は髪全体に付け終わった後、手に残ったものをサッと付けると付きすぎず、素敵になります。
ショートスタイルだと、2プッシュ以上
ミディアムスタイルだと、3プッシュ以上
が、おすすめです。足りなければ、1プッシュずつ付け足してあげましょう。
これらの商品は当店SOY-KUFUの下記サイトで、取り扱っております。
是非、ご利用下さい。
パーマをかける前の注意点
パーマはアフターケアだけが、重要ではありません。かける前にも、気をつけておかなければならない事があります。
気をつけるだけで、より理想のスタイルに近付ける事が可能です。まとめましたので、ご覧下さい。
色落ちするので、先にパーマをかける
ヘアカラーをした直後に、パーマをすると色落ちしてしまいます。
その理由は、カラー剤とパーマ液が共にアルカリだからです。そのアルカリの影響でキューティクルが開いた状態になり、染料が流出してしまう為です。
パーマで落ちやすい色は、カラー剤に配合されている酸化染料の関係で、アッシュ系やマット系の方が色落ちしやすい傾向にあります。
イメージをしっかり固めておく
仕上がりはなんとなくイメージ出来ていたけれど、上手く美容師に伝える事が出来ず、思っていた感じと違う…なんて経験をされた方も少なくないと思います。
なので、ある程度しっかり「こんな感じにしたい」と、イメージを固めておくのが大切です。
その為に、ヘアカタログなどで、「いいな」と、思った画像を沢山保存しておきましょう。
その時に、自身の髪質や骨格の事は気にしなくても大丈夫です。
また「前髪はこれで、全体的にはこれがいい」とバラバラでも構いません。
言葉で説明するのは、難しい方も多いでしょう。画像だとしっかり正確にイメージが伝わるので、オススメです。
またカウセリングの際に、なにか不安や疑問が出てきたらその都度、聞いたり確認したりしましょう。言いづらくて伝えられず、しっくりこないスタイルになってしまう程、悲しい事はありません。
パーマを長持ちさせる方法
「パーマをかけて落ちるのが早い」これは髪質だけが、原因ではないかもしれません。
気を付ければ、いつもより長持ちする可能性もあります。わかりやすくまとめましたので、ご覧下さい。
シャンプーは低刺激なものを選ぶ
シャンプーの洗浄力があまりに高すぎてしまうと、髪や頭皮に負担がかかるので注意しましょう。
市販のシャンプーによく配合されている、ラウリル硫酸Naなどの成分は、洗浄力が非常に高いので、このような成分が入ったものは、できる限り避けましょう。サロンシャンプーはアミノ酸系の界面活性剤を使用しているものが多く、頭皮にも優しいのでパーマ後のダメージを少なくしてくれます。
洗い流さないトリートメントを使用する
キューティクルが痛んでいると、ダメージが進んでしまいます。そうすると、パーマがかけられなくなってしまったり、思い通りなカールを出せない場合もあります。
なので、その状況をつくらないことがベストです。なので乾かす前に洗い流さないトリートメントを使い、しっかりキューティクルを補修してあげましょう。
濡れた状態の時に、キューティクルが開いて成分が入りやすいので、付けるタイミングは濡れた状態の時が最適です。
しっかり髪を乾かす
髪の毛は傷むことによってパーマの落ちる速さが早くなります。乾かさないで寝ると髪がダメージしてしまうので、しっかりドライヤーで乾かして寝ましょう。その方がパーマの持ちは良くなります。
また、パーマをかけた後は、乾かす際、手でパーマを伸ばさないように乾かしましょう。パーマが伸びてしまう可能性があります。気をつけましょう。
クシで引っ張るようなブラッシングは避ける
パーマをかけたての髪に目の細かいクシでとかすと、パーマが緩まってしまう可能性があります。
目の細かいクシは、髪を引っ張る力がとても強いで、気を付けましょう。
毛先を切るとパーマ部分も切られる
パーマを巻くときは、毛先の方からグルグル巻きつけます。
ボリュームがでるようなパーマをかけている方は大丈夫ですが、毛先にしっかりカールがあるスタイルは切った分だけ、カールがなくなってしまいます。
「毛先のダメージが気になるし、ちょっと切ろうかな」と、カットすることはOKです。ただ、予想以上に、パーマ感がなくなってしまう場合もありますので、注意しましょう。
万が一を考え、カットとパーマの2メニューで、予約しておくとパーマもかけれるので、オススメです。
パーマにまつわるQ&A
パーマをかける前に悩まれる事が多い質問に答えてみました。是非、参考にしてみて下さい。
頭皮が弱くて痒くなるのですが、パーマ液は痒くなりますか?
カラー剤で、頭皮がかぶれ痒くなってしまう方や、頭皮が敏感で痒くなってしまう方は、パーマ液でも痒くなってしまう可能性が高いです。
毛先のみのパーマでしたら、頭皮にはつきませんが、その他のスタイルのパーマだと、確実に頭皮にパーマ液が付いてしまいます。
また、かぶれてしまうと、取り返しのない事になってしまうかもしれないので、避けましょう。
すぐ取れてしまった場合はどうすればいい?
美容院でパーマをして、カール感が緩まっている又は、取れていると感じたら、すぐにかけた美容院に連絡しましょう。
事情を説明すると、パーマのかけ直しや、スタイリング方法を提案してくれるかと思います。
当店soy-kufuでは、髪の状態を見て最善の方法で対応させていただきたいので、御足労をおかけしますが一度御来店いただいております。
パーマをした上から、ヘアアイロンは使っていいの?
パーマをかけた当日は念の為に、避けていただきたいですが、強くひっぱたりしない限り御使用可能です。
また、パーマをかけ少しすれば定着していますので、パーマが緩まったからアイロンで巻くなどをされても全く問題ありません。
縮毛矯正やブリーチカラーの上からパーマかけれるの?
縮毛矯正やブリーチカラーは、髪の施術の中でトップレベルのダメージをともなうものになります。
なので、その上からパーマをかけると更にダメージを負ってしまうので、避けましょう。
また、髪質によってはかけれる方も中にはいらっしゃいますが、一握りです。髪の為には、どちらかにしておきましょう。
まとめ
コールドパーマ
・どんな髪質でも比較的かかりやすい
・根本からかけられるのでボリュームが出せる
・柔らかい質感が出しやすい
デジタルパーマ
・通常のパーマがかかりづらい髪質の人でも、カールがつきやすい
・髪が乾いた状態のときにカールが出るので、ヘアスタイリングやアレンジが楽
・コテで巻いたかのようなカール感が出せる
初めてのパーマでわからないことが、沢山あるかと思います。なのでどんな細かい事でも、ご相談下さい。
素敵なパーマスタイルで素敵な日々を、すごしましょう。
ありがとうございました。