Blog ブログ

Blog

ホーム//ブログ//プロが教えるドライヤーを使った正しい髪の乾かし方

ブログ

プロが教えるドライヤーを使った正しい髪の乾かし方

正しいドライヤーのかけ方がわからない方に質問です。


「なんとなく乾かしてるけどあってるのかな?」「そもそもどうやって乾かすのか分からない」


そんなお悩みを抱える方は意外と多いのではないでしょうか?


ドライヤーのかけ方は、なんとなく乾かしていたりと誰かに習うという機会があまりないので、よくわからない方が多いようです。


本日は「正しい乾かし方」はもちろん、「スタイル別の乾かし方」「乾かす時に注意してほしいこと」などをご紹介いたします。


最後まで読んでいただけると、乾かし方にまつわるお悩みが解決できること、間違いなしです。


是非、御一読お願い致します。





乾かさないといけない理由



髪が濡れたまま寝てしまったご経験は、ございますか?


濡れたまま寝てしまうと、しっかり閉じていないキューティクルが、枕の摩擦でこすれて余計にダメージしてしまいます。


カラーの流出が多くなってしまったり、思い通りにパーマがかからなかったりと、デザインを楽しんでいる方は、もちも悪くなってしまいます。


なので、しっかり乾かして寝ましょう。


 

ドライヤーで乾かす前にやる事




ドライヤーで乾かす前にやってほしい事をまとめましたので、ご覧下さい。

 

タオルドライをしっかりする



シャンプー直後の、ポタポタと水が滴る状態で髪を乾かそうとしていませんか?


その状態で髪を乾かし始めると、時間がかかってしまいます。


ドライヤーの前に、まずは水滴が落ちない程度まで、水気を取りましょう。


摩擦も髪のダメージに対し大きく影響を与えます。特に濡れた髪はデリケートです。


タオルドライの時は、その時にタオルを頭からかぶせ、手もみするように頭皮の水気をタオルに吸わせます。


ゴシゴシとこすってしまうと、髪が擦れてダメージしてしまうので、優しく髪を包み、たたくようにタオルドライをしましょう。



髪をコーミングする



髪が絡まったまま乾かしてしまうと、手間ですし、髪表面のキューティクルが傷んでしまいます。


髪の傷みを避ける為に、手ぐしで軽くほぐした後に、コームでコーミングしましょう。


髪が長かったり毛先に絡まりがあったら、毛先からコームを通しましょう。


そうすると髪を引っ張るなどの負担がなく、髪がとけます。


前髪を下ろし、全体をきちんとコーミングします。


細くて絡まりやすい毛の方は、アウトバストリートメントをつけ、とかすと引っかかりづらくなります。



アウトバストリートメントをつける



アウトバストリートメントをつけて、摩擦やドライヤーの熱から髪を守りましょう。


ドライヤーの熱が髪にあたりすぎてしまうと、キューティクルが痛み髪がダメージしてしまいます。


なので、その状況をつくらないことがベストです。


ドライヤーで乾かす前に洗い流さないトリートメントを使い、しっかりキューティクルを補修してあげましょう。


濡れた状態の時がキューティクルが開いて成分が入りやすいので、付けるタイミングは、濡れた状態の時が最適です。


アウトバストリートメントを手のひらにとり、中間から毛先にしっかり髪につけましょう。


また、髪は約10万本生えています。手でつけると、ついているところとついていないところが出てしまいます。


なので、粗めのコームでとかしてあげると、全体にムラなくゆき渡らせることができます。


 

乾かし方も重要ですが、乾かす前も重要なのでしっかり取り組みましょう。

 

乾かす製品の種類



ドライヤーと、くるくるドライヤーがあります。


お風呂上がり乾かす時は、風量の関係もあるので、ドライヤーがオススメです。


その理由を説明します。


ドライヤーと比較した際、くるくるドライヤーには下記のような特徴があります。


 

くるくるドライヤーの特徴




・髪を乾かしながら同時にスタイリングが可能

・カールなど作れる為、温度が高い

・ドライヤーより風量が弱い

 

髪が短い方はいいかもしれませんが、髪の長い方は時間がかかり、ダメージに繋がるかもしれません。


その点ドライヤーは、風量もあり直ぐに乾くので、髪を乾かすという点においては、普通のドライヤーの方が適していると言えます。


また、8割ドライヤーで乾かして、ブローする時に、ブラシとドライヤーが上手く使いこなせない方は、くるくるドライヤーで仕上げするという使い分けは、良いと思います。


乾かしすぎにならないように気を付けましょう。

 

乾かし方




正しいドライヤーでの乾かし方をご紹介します。

 

乾かす順番


前髪全体 の準備がオススメです。


前髪は髪の長さも量も全体に比べ短く軽いので、早く乾きます。

髪は乾いていく段階で、かたちがついてしまいます。
少しでも放置してしまうと、そのまま固定されてクセとなり、まとまりづらくなってしまうという性質を持っています。

なので、1番最初に乾かすとうねらず綺麗に乾きます。

 

前髪の乾かし方



はじめに前髪を乾かすようにしましょう。


斜め上からドライヤーを当て、分け目を消すように前に向かって乾かしましょう。


前髪を上げて流している方は、分け目関係なく前に向かって乾かし、8割乾いたら前から風を当てると根元が立ち上がります。


そして、お好みの方向に流すと良いでしょう。

前に髪が落ちてきませんし、綺麗にキマります。

 

全体の乾かし方



ドライヤーの後、いつも毛先だけハネたりしていませんか?


実は「根元部分」の乾かし方が原因かもしれません。


根元がどのような状態かで、髪のまとまり具合が変わります。


根元にしっかり手を入れ起こしながら、後ろから前に乾かしましょう。


その時に手でバーッと乾かすのではなく、しっかり指に挟んで乾かしましょう。


これがいわゆるハンドブローです。そうすると髪も散らばらずに乾きます。


根本が起きると、毛先は内側に入りやすくなります。


そう乾かすだけで、綺麗に毛先も内側に入り乾きます。

 

ボリューム欲しい人の乾かし方


・濡らした後すぐに乾かす


髪は乾いていく段階でクセがつく性質があるので、すぐ乾かしましょう。


・後ろから前に向かって乾かす


毛穴の向きが前に向かって生えているので、後ろから前に乾かしてあげましょう。


・しっかり根元を起こす


根元をもちあげて髪を地肌から離す感覚で乾かしましょう。ボリュームがほしい方はとても重要になる工程です。しっかり起こしましょう。


 

猫っ毛の方で、ボリュームを出したい方は、こちらのブログに詳しく対策が書いてあるので、ご覧下さい。

髪質が柔らかい方へお届けする、3つのお悩み解決法!

 

ボリューム抑えたい人の乾かし方


・しっかり根元を起こす


ボリュームが余計でてしまうのではないか?と、思われがちですが、そうではありません。


むしろ根元を起こさないと、余計広がってしまいます。


根元をもちあげて髪を地肌から離す感覚で乾かしましょう。


・髪を軽く伸ばしながら乾かす


ボリュームが収まるように、伸ばしながら後ろから前に乾かしましょう。

・髪を冷ます

髪に熱をあて冷ますことによって、その形状を保つことができます。

この原理を利用し、髪を伸ばし乾かします。

その伸ばした状態のままドライヤーを髪から離し冷ますと、そのまま形が固定されボリュームが収まります。

 

パーマ出したい人の乾かし方



パーマをかけた後は、乾かす際、手でパーマを伸ばさないように乾かしましょう。


パーマが伸びてしまう可能性があります。気をつけましょう。


ドライヤーを動かすと 髪の毛が散ってカールの形が崩れるため、カール部分を乗せた手のひらの上で、上下にゆらすように乾かしましょう。


 

NGな乾かし方




ドライヤーで乾かす時に注意してほしい事をまとめました。ご覧下さい。

 

ドライヤーで乾かし過ぎは注意




ドライヤーを長時間髪にあててしまうと、熱風で髪に保持された水分が蒸発して乾燥し、それが原因で傷み、つやの無いざらついた手触りの髪質になります。

髪内部の水分量が少ないと、髪が乾燥し静電気が発生しダメージしてしまったりと、様々なダメージを生んでしまいます。

その為、乾かしすぎにならないよう気を付けましょう。

毛先は乾きやすいので、乾いたら風をあてないようにして、乾いていない所を重点的に乾かしましょう。


ドライヤーで乾かす前に、アウトバストリートメントをつけると、髪をコーティングし熱から守ってくれるので、ぜひ使いましょう。

 

ドライヤーと髪の距離が近い



早く乾かしたいからって、ドライヤーを髪に近づけすぎるのはよくありません。


ドライヤーの熱は平均120℃です。

ドライヤーと髪の距離は最低でも15cmは離して、熱い風が一箇所に集中して当たらないように気をつけましょう。


ドライヤーを左右に動かして風が当たる場所を分散させると、頭皮も乾燥しすぎないのでおすすめです。


 

ドライヤーを下に向けて、下から乾かさない




普段、髪を乾かす時にドライヤーを下に向け乾かされてないですか?

ドライヤーを下から当ててしまうと、キューティクルに逆らって乾かすことになってしまいます。

その結果キューティクルが傷ついてしまい、パサパサな髪になってしまいます。

また、下から当てると髪が散らばり広がってしまいます。


乾かす時はキューティクルに逆らわず、手を通し上からあてましょう。

 

朝のスタイリング方法




さまざまな朝のスタイリング方の手順です。ご覧下さい。

 

寝癖の直し方


寝癖を治す時は、どのように直されていますか?


実は、その寝癖の直し方、間違った方法かもしれません。


正しい寝癖の直し方を、ご紹介致します。


寝癖がついている根本をしっかり濡らす


根本を起こすように、後ろから前に乾かす


これで、完了です。


寝ぐせ直しウォーター等を使わずとも、水で直ります。


水を入れた霧吹きを、寝癖がついている根本に吹きかけ濡らしてあげると、手間もはぶけ短時間で直すことが、出来るのでおすすめです。



ペタっとなった髪を元に戻す方法


寝ている時に髪がつぶれボリュームダウンしてしまった時の直し方です。


ボリュームが欲しいところの根本を濡らす


根本を起こすように、後ろから前に乾かす


③ボリュームが足りないようだったらブロー


乾かすだけでもしっかりボリュームは戻ります。


ちゃんと根本を起こしてからではないと、ブローをしても上手くボリュームがでません。


しっかりベースをつくる必要があります。


是非、お試し下さい。


 

髪がなかなか乾かない方は注意




いくら乾かしてもなかなか乾かない方は、ドライヤーの当て方ではなく、髪質に問題がある可能性が高いです。

 

髪がなかなか乾かない原因




髪に過度にシリコンが付着していると髪は乾きづらいです。

過度に着いてしまう原因として、大きく分けて2つあります。

①カラーやパーマなどをしていないノーダメージの髪に、トリートメントをたっぷりつけている方

②トリートメントが髪にあっていない方

一度、過度についてしまったシリコンをシャンプー剤で落とすことは出来ません。

そうなってしまった場合の解決法をご紹介します。

 

解決方法




解決方法は「炭酸シャンプーで除去する」です。

炭酸は付きすぎてしまったシリコンを除去することが出来ます。

また、付きすぎてしまったシリコンは炭酸シャンプーでしか、落とせません。

 

炭酸シャンプーを使った正しい洗い方




シャンプーする時に炭酸を髪全体にしっかりつけて、もみこみ髪を洗いましょう。

一度の炭酸シャンプーで落ちる場合もありますが、付き具合によって一度では落ちない場合もあります。

なので、一度しっかり揉みこみ軽くシャンプーをして流し、再度炭酸シャンプーで洗いましょう。

その後、トリートメントはしないようにしましょう。

乾かす前のアウトバストリートメントも、その日は控えておきましょう。

そうすると、以前より乾きがはやくなるかと思います。

また、炭酸シャンプーは週に一度使用しましょう。

毎日使ってしまうと、髪や頭皮の水分を必要以上にとってしまい、乾燥等の原因となってしまいます。

気を付けましょう。

 

 

オススメの炭酸シャンプーをご紹介




炭酸のシャンプーは薬局などであまり販売されておりません。

サロン専売品ですと、多く取り扱いがあるので、サロン専売品のものを選びましょう。

中でも、人気で効果が高いとされている炭酸のシャンプーはこちらになります。

 

クリアスパフォーム




付きすぎてしまったシリコンを除去するだけではなく、様々な効果があります。

【効果】

シャンプー剤では入り込めない汚れを除去


 

炭酸の粒子は細かく、毛穴の中に入り込むことができます。


 

・シャンプー剤ではとり切れていなかったスタイリング剤、髪につく不純物の除去


炭酸は重曹のような働きをします。とりきれないものをしっかりと全部除去することが出来ます。


不純物の除去ができ、頭皮環境の改善もできます。


 

頭皮や髪の気になる臭いを除去

年齢を重ねると頭皮の皮脂が酸化し、加齢臭の原因になります。

ですが、この炭酸がニオイの元を除去し、すっきりとした頭皮環境へ導きます。

その為、加齢による頭皮の気になるにおいやベタつきも除去ができます。

頭皮を正常な状態にしてくれるので、健康な髪が生えやすくなり、自然と髪の状態も良くなります。

 

当店SOY-KUFUでも、もちろん取り扱っており人気の高い商品になります。


 

SOY-KUFU通販サイト】


 

是非、ご利用下さい。


 

 

まとめ



本日はドライヤーでの正しい髪の乾かし方をご紹介しましたが、いかがでしたか?


ここに書いてあることをもう一度箇条書きにしてみます。


 ・乾かす前はしっかりタオルドライ


・アウトバストリートメントをつけて熱から守る


・髪はすぐ乾かす


・前髪から乾かす


・後ろから前に乾かす


・風を当てすぎない


・ドライヤーをかける時は少し距離を離す


 

乾かし方や手順を変えるだけで、髪の状態は変わり、美しくなるので、是非変えてみて下さい。


 

ありがとうございました。


 




ブログ一覧