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フケでお悩みの方必見!美容師が教える6つの改善方法

フケでお悩みの方に質問です。

「フケが出てしまいどうすればいいのだろう」「そもそも原因はなんなのだろう?」

フケが出てしまうと、気分が下がってしまいますよね。はやく治す為にも、適切な対策が必要です。


本日は「フケが出てしまった時の改善方法」はもちろん、「フケの原因」や「フケ予防対策」などをご紹介いたします。


最後まで読んでいただけると、フケのお悩みが解決し改善できること、間違いなしです。


是非、御一読お願い致します。





 

フケとは


本来フケは、剥がれ落ちた古い角質細胞ことです。

剥がれ落ちたフケは小さく、シャンプーした際に落ちるので、目立ちません。

ですが、何らかの影響でターンオーバーのリズムが乱れたり、頭皮環境に異常をきたすとフケが目立つようになります。

 

フケの種類



フケには、脂漏性と乾燥性の2つあります。特徴や原因が異なるので、ご紹介します。


 

脂漏性のフケの特徴



脂漏性のフケの特徴をご紹介します。


【特徴】


・パラパラとは落ちず、爪にはさまるように取れる

・ベトベトとしたフケ


皮脂が過剰に分泌されることで、菌が必要以上に増殖します。


これによって地肌が刺激を受け、ターンオーバーが乱れてフケが発生します。


脂性肌タイプの人は、頭皮に皮脂や汗が人より多く発生する為、脂漏性のフケになりやすいです。


 

乾燥性のフケの特徴


乾燥性のフケの特徴をご紹介します。

【特徴】

・パラパラと乾いたフケが髪や肩に落ちる

・細かい粉状のフケ


皮脂が必要以上に落とされ潤いがなく乾燥した頭皮は、免疫力が低下します。


その為、ターンオーバーのリズムが乱れて、未熟な角質細胞まで剥がれ落ちてしまいます。


乾燥肌の人は頭皮も乾燥しやすく、乾性フケになりやすいです。


 

フケの原因



フケの原因には様々なものがあります。まとめましたので、ご覧下さい。


 

菌による原因



マラセチアと呼ばれる真菌がその原因となる事があります。


マラセチア菌そのものは全ての人の頭皮にいる菌です。


マラセチア菌は、脂分を栄養としており、汗や皮脂が過剰に増えると、マラセチア菌も増え、フケとなります。


 

間違ったシャンプーの仕方



過度な洗髪や洗浄力の強いシャンプー剤によって、皮脂が必要以上に落ち、頭皮が乾燥しフケとなります。


 

ターンオーバーの乱れ



・血行不良


・睡眠不足


・ストレス


・栄養不足  


これらの原因でフケが発生することもあります。

 

フケが発生しやすい時期や年齢


フケが発生しやすい季節や年齢があるので、ご紹介します。

 

フケが出やすい季節


湿気の多い夏は脂漏性のフケが出る方が多く、空気が乾燥する冬に、乾燥性のフケが出る方が多いです。

 

フケが出やすい年齢


フケが出やすい年齢があります。それは、皮脂量が関係しています。

男女共に成長期である10~14歳頃と男性は60歳代頃まで、皮脂量の分泌が多く脂漏性のフケになりやすいです。

また、女性は30歳代頃まで皮脂量が多く、それ以降は皮脂量が減少していき、乾燥に変わる為、乾燥性のフケが多くなる傾向にあります。

また、小さいお子様はなかなか上手くシャンプーが出来ず、ちゃんと洗えてない場合があります。

それが原因でフケが発生してしまう場合があります。

「頭を触るとベタベタしている」「頭皮が臭う」などの症状がありましたら、シャンプーの仕方をよく見てあげると、良いでしょう。

フケ対策の方法をまとめてみました。ご覧ください。


 

シャンプーは1日1回



洗浄力の強すぎるシャンプーを使用していたり、1日に何度も髪を洗ったりすると、皮脂を取り過ぎてしまいます


その結果、頭皮が乾燥してフケが出ます。


 

 正しい洗い方でシャンプーをする



シャンプーする前にしっかり髪をすすぎましょう。


しっかり泡立てをし、指の腹で頭皮と髪を洗いましょう。

 

【洗い方】


①髪の根元から毛先に向かって洗います。


②耳の周りや生え際などは、指を立てて細かく動かしながら洗いましょう。


③指をジグザグに動かし、襟足から頭頂部に向かって洗っていきます。


④頭皮も同様に、指の腹で揉むようにして洗います。


《注意》

前頭部や頭頂部は特に皮脂が多い箇所になるので、しっかり洗いましょう。


フケが気になると、2度洗いをしてしまいやりがちなのが、やめましょう。頭皮の保湿に必要な皮脂まで奪われて乾燥し、余計にフケが発生してしまいます。


シャンプーの仕方について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧下さい。


正しいシャンプーの仕方とトリートメントのつけ方を人気美容師が解説

 

お湯の温度



お湯の温度は3638度にしましょう。高温すぎると、頭皮が乾燥してしまう場合があります。


 

しっかりドライヤーで乾かす



地肌が湿っていると、蒸れて雑菌が繁殖しやすくなり、フケの原因となるので、すぐに乾かしましょう。


【乾かし方


①根元にしっかり手を入れ起こしながら、後ろから前に乾かしましょう。


②その時に手でバーッと乾かすのではなく、しっかり指に挟んで乾かしましょう。


これがいわゆるハンドブローです。そうすると髪も散らばらずに乾きます。


乾かし方が詳しく知りたい方は、こちらのブログをご覧下さい。

【プロが教える!ドライヤーを使った正しい乾かし方】

 

シャンプー剤を変えて改善



フケ対策用のシャンプー、洗浄力のやさしいアミノ酸系のシャンプーで洗ってあげましょう。


また乾性のフケの方は、乾燥が原因となっているので、しっかり保湿をしてくれるしっとりタイプを選ぶのがオススメです。


石けんシャンプーや高級アルコール系シャンプなどの洗浄力の高いシャンプーは、必要以上に頭皮の脂を取りすぎてしまっている可能性があります。


洗浄力が強いシャンプー剤の見分け方ですが、ラウレス硫酸Naラウリル硫酸Naの文字がありましたら、洗浄力が強いです。

購入する前に、確認してみましょう。

肌に優しいアミノ酸系シャンプーに変えてみると良いです。


また、スカルプ系のシャンプー剤は、頭皮の油分をとり過ぎてしまう可能性があるので、使用する際は、薬剤師や美容師に相談しましょう。

 

頭皮用のトリートメントを使い改善する


頭皮の過剰な皮脂量を抑え、不足している水分量を補給し、頭皮環境を整えてくれます。

その為、頭皮環境が改善され、フケも出なくなります。

オススメの頭皮用のトリートメントが、こちらになります。

【使い方】

①手のひらに500円玉大ぐらい出して下さい。

②生え際から頭頂部へ頭皮に直接つけるように塗布し、頭皮全体になじませます。

指の腹や手のひらで、ついでにマッサージしてあげると、血行促進の効果もあるので、オススメです。

トリートメントを付けて、置く時間は必要ありません。

頭皮にヌルつきが、残らないようにしっかりすすぎましょう。

 

これらの商品は当店SOY-KUFUの下記サイトで、取り扱っております。


SOY-KUFU通販サイト】


是非、ご利用下さい。


 

ヘッドスパをする



頭皮が凝ってしまうと、血流が悪くなり、ターンオーバーが乱れてしまいます。


頭皮の血流改善をすべく、ヘッドスパをしましょう。


 

ベッドスパ



ヘッドスパの効果


・血行促進


頭は血行不足になりやすいです。マッサージをすると、血行不良が改善します。


・ヘアサイクルの乱れを整える


ヘアサイクルは成長期、休止期、退行期に分かれます。


ヘッドスパをすることにより、乱れを整え頭皮環境を正常に戻し改善してくれます。


 

頭皮クレンジングをして改善



脂漏性のフケの方は、頭皮の皮脂量や水分量の異常や血行不良が原因で、フケが発生してしまいます。


炭酸シャンプーを使い頭皮クレンジングをし、頭皮環境を改善しましょう。


炭酸シャンプーで除去する方法が一番効率がよく、簡単なのでオススメです。

 

炭酸シャンプーの効果



炭酸シャンプーの効果をご紹介します。


・血行を更に促進させる


炭酸(二酸化炭素)を頭皮の上にのせることにより、血管の中で酸素を求めようと赤血球が活発に動く為、血流が改善されよくなります。


・シャンプー剤ではとり切れていなかったスタイリング剤、髪や毛穴につくあらゆる不純物の除去


炭酸はシャンプーではとりきれない汚れをしっかり除去することが可能です。


また、頭皮の油分と水分バランスも整えてくれて、フケでお悩みの方には、とても効率よく改善する事が出来ます。

 

炭酸シャンプーを使った、頭皮クレンジングの仕方


クレンジングを適量手に出します。


付けムラのないように、全体にもみこみます。


頭皮クレンジングの仕方は、普通のシャンプーと基本的に同じです。

上記のシャンプーの仕方の記事をご覧下さい。

 

バランスの取れた食事に切り替える



バランスの崩れた食生活をおくってしまうと、ターンオーバーが乱れてしまいます。


食事も気を付けましょう。

 

タンパク質を多く含んでいる食事で改善



タンパク質を多く含んでいる食品は、ターンオーバーの乱れを整えてくれます。


オススメの食品をまとめましたので、ご覧下さい。

・肉類


鶏ささみ、鶏ムネ 等

・魚類


アジ、まぐろ、いわし、かつお等


・たまご


・乳製品

チーズ 等

・大豆製品

納豆 等

タンパク質だけではなく、ビタミンやミネラルなど、大切な栄養素を取る事も大事です。

 

しっかりとした睡眠をとる




睡眠不足が続くと、ターンオーバーが乱れ、フケの原因になってしまいます。

しっかり睡眠を取り、改善しましょう。

 

適切な睡眠時間



皮膚のターンオーバーは寝ている間に行われます。


ゴールデンタイムといって、夜の11時~2時はターンオーバーが活発です。


この時間帯に眠っていることが大切です。


睡眠不足が続くと、せっかく髪の毛に良いとされる栄養を摂っても、髪の毛には運ばれません。


それほど睡眠は重要であるため、1日78時間は睡眠をとるようにしましょう。 


良質な睡眠をとれば、摂取した栄養も髪の毛に運ばれます。


その結果、丈夫な髪の毛が育ちフケを改善することができます。


 

フケに関するQ&A



フケに関するお悩みと回答をご紹介します。

 

フケは遺伝ですか?


フケは頭皮のターンオーバーの乱れで、起こるので遺伝ではありません。


家族もフケで悩んでいるということは、使っているシャンプー剤があっていなかったり、間違った生活習慣が原因の可能性が高いです。


 

フケ専用のものを使っても効果がないのですが、どうすればいいですか?


フケ専用のシャンプー剤を使っていて、効果がないようでしたら、病院へ行きましょう。


病院は皮膚科になります。


その時に、いつから出始めたかなど症状をしっかりと伝えましょう。


フケだと思っていても、他の皮膚病の可能性もあります。


症状の伝え忘れがないように、メモをとっておくと良いでしょう。


 

フケと加齢は関係ありますか?


年齢を重ねると、フケが出るということはありません。


フケが出る原因として頭皮の皮脂量が関係してきます。


皮脂量が過剰に多いとフケが出て、少なすぎてもフケが出ます。


男性は60歳代頃まで、皮脂量が多いです。


女性は30歳代頃までがピークで、それ以降は皮脂量が減少していき、乾燥に変わります。


あてはまる年代の方は、注意しましょう。

いつか治るかな?と放置して治ることはありません。

早期に適切な処置をしましょう。

 

フケが出ている時にスタイリング剤を使ってもいいですか?


スタイリング剤を付けても大丈夫です。

付ける前に、ブラッシングをしてフケを落としてから付けましょう。

フケがついたままスタイリング剤を付けてしまうと、フケがその場で固定されてしまいます。

また付ける際に、頭皮に付けないように、気を付けましょう。

頭皮に付き毛穴に入り込み、頭皮環境がまた悪化してしまう可能性があります。

シャンプーはしっかりし、スタイリング剤が残らないようにしましょう。

 

もしかしたら、それ、フケじゃないかも!



フケではなく、他の皮膚病の可能性があります。間違えやすいので、ご紹介します。


 

脂漏性皮膚炎


皮膚の常在菌であるマラセチア菌が増えすぎてしまうことによる炎症です。


初期のうちは、軽症なら頭皮は赤くならずに脂っぽいフケが出ます。


頭皮が脂っぽく触るとしっとりとした大きめのフケがでて、かゆみがでます。


頭皮の炎症がひどくなると、抜け毛も起きてしまう可能性もあるので、自己判断はせずに、病院へ行きましょう。

 

尋常性乾癬


皮膚が赤く盛り上がります。


次第にその上を白いかさぶたのようなものが覆いかぶさり、やがてそれが、ポロポロとフケのように剥がれ落ちます。


頭皮や生え際、肘、膝などに現れやすいです。


 

頭部白癬


頭皮が赤くなり、白いフケが出ます。


また髪が抜けやすくなります。

汗などで蒸れた状態の頭皮に出来やすいです。


また、痒みや痛みを伴わない場合があります。

身体の他の場所に発生したものが髪の毛に触れて感染してしまうので、要注意です。


 

シラミ


髪の根元に白いフケのようなものがあり、手でなかなか取れない場合はアタマジラミの卵である可能性が高いです。

かゆみが強い場合は、髪を掻き分け、よく見てみましょう。


 

はやめに病院へ



フケやかゆみが生じたら、まずは皮膚科を受診しましょう。


フケは頭皮になにかしらの問題があって生じるものなので、皮膚科になります。


炎症や湿疹が原因で出るフケの場合は、フケではなく、皮膚病の可能性が高いです。


また、かゆくて掻いてしまうと、患部の炎症がひどくなってしまう場合もあります。


薬を処方してもらい、きちんと使って治しましょう。


 

まとめ



本日はフケが出てしまった時の改善方法を、ご紹介しましたが、いかがでしたか?


ここに書いてあることを、もう一度箇条書きにしてみます。


 

・正しい洗い方でシャンプーをする


・頭皮ケアをする


・シャンプー剤を見直す


・バランスの取れた食生活に切り替える


・ベッドスパをする


・皮膚科を受診する


 

はやく治す為にも、正しい適切な改善策が必要です。悩まず、すぐ行動に移してみましょう。


是非参考にして下さい。

 

ありがとうございました。

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