髪のうねり解消して朝のスタイリングを楽に!誰でも出来る超簡単な方法
髪のうねりがお悩みの方に質問です。
「どうしたらうねりを解消できるのだろう」「なにをやってもうねりが伸びない」
そんなお悩みを抱える方は意外と多いのではないでしょうか?
うねりが出てしまうと、スタイルも決まらず、どうにかしたいと思いますよね。その為には、適切な対策が必要です。
本日はそんなあなたの為に「髪のうねり対処法」はもちろん、「うねりの原因」や「うねりの予防策」などをご紹介いたします。
最後まで読んでいただけると、うねりに関するお悩みが解決できること、間違いなしです。
是非、御一読お願い致します。
目次
うねりの原因
髪のうねりには、様々な原因があります。まずは原因を知ることが大事です。あなたはどのタイプにあてはまりますか?
うねりの原因① 遺伝
幼い頃からうねりがある場合は、遺伝による可能性高いでしょう。
ご両親や祖父母にうねりがある場合は、子供も遺伝により髪がうねりやすくなります。
また、思春期はホルモンバランスが大きく変化するため、それに伴い思春期の年代でうねりやクセ毛になる場合もあります。
ある程度成長してからうねり毛になるのは遺伝ではなく、生活習慣による後天的な要素が大きいと思われます。
うねりの原因② ダメージ
過度なパーマやカラーでの薬剤ダメージ、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱ダメージや乾燥、紫外線などのダメージにより、髪がうねる場合があります。
その理由は、髪内部の水分バランスやコルテックス内の成分バランスが崩れることにより起きる為です。
うねりの原因③ 加齢
加齢によってホルモンバランスが乱れ、毛髪に様々は変化が起きます。その1つに髪がうねる症状があります。
顔と頭皮は一枚の皮膚で繋がっているので、加齢によって顔がたるむと頭皮もたるみ、毛根の形が変わります。
直毛の人や健康な人は毛穴の形状が丸い毛穴ですが、加齢により頭皮がたるむと楕円形に変わります。
そうすると、毛母細胞でつくられた髪が成長する時に、くせやうねりが髪に出てしまいます。
うねりの原因④ 皮脂量や水分量の変化
皮脂の分泌量の低下も髪の毛のやうねりの原因になります。
皮脂の分泌量が少なくなるとバリア機能が低下し、髪の毛の水分バランスが乱れてしまいます。
水分バランスが乱れると、髪の毛は過剰に水分を吸収しようとしてしまい、結果的に髪の毛がうねってしまいます。
うねりの原因⑤ ずっと同じ場所で結んでいる
元々は癖の無いストレートな髪質でも、ずっと同じ場所で結んでいる方は、うねりになってしまう可能性が高いです。
たまに結ぶ程度なら洗って乾かしたらその癖はとれるのですが、毎日同じ場所で結んでいると、そこに曲がった洗っても取れない癖がついてしまうことがあります。
一定期間、結ぶのをやめると、くせが治る場合があります。
うねりの原因を解決する6つの改善点
先程、うねりの原因を5つ紹介しました。思い当たるものはありましたか?次は改善点を6つご紹介します。どの原因でも共通して取り組める改善策なので、是非取り入れてみて下さい。
うねりの改善点① しっかり乾かす
髪は乾いていく段階で、形がつきます。
少しでも放置してしまうと、そのまま固定されてうねりやクセとなり、まとまりづらくなってしまうという性質を持っています。
なのでしっかり乾かさないと、本来うねらないのに、うねりが出てしまう場合があります。
乾かすだけで、うねりが改善される場合もありますので、まずこれから改善してみましょう。
詳しい乾かし方を下記で説明するので、やってみて下さいね。
適切な乾かし方のポイント
・濡らした後すぐに乾かす
髪は乾いていく段階でクセがつく性質があるので、すぐ乾かしましょう。
・後ろから前に向かって乾かす
毛穴の向きが前に向かって生えているので、後ろから前に乾かしてあげましょう。
・しっかり根元を起こす
根元をもちあげて髪を地肌から離す感覚で乾かしましょう。
・指を通しながら乾かす
手でバーッと乾かすのではなく、しっかり指に挟んで乾かしましょう。これがいわゆるハンドブローです。そうすると髪も散らばらずに乾きます。
どれも簡単ではないでしょうか?普段無意識で行っているドライヤーを少し気を付けるだけで、うねりが改善するなら楽ですよね。この方法で乾かすと、本来うねるはずのない髪がうねらなくなります。
うねり改善点② ブローをする
ブラシを使いブローをすることは、慣れていないとハードルが高いと思われがちです。でも簡単にブローをする方法があります。
ここでは、誰でも出来る簡単なブローの手順をご紹介します。
ブローをするとうねりが伸び、さらにそのスタイルを維持する事が出来きるので、是非取り入れてみて下さい。
誰でも出来る簡単なブローの仕方
・毛穴を起こすようなつもりで、根元にブラシを押しつけ根元に温風を当てます。
・少しだけ向こう側に倒し、円を描くようにブローをしましょう。
そうするとうねりは伸びて、ボリュームが出てまとまりもよくなります。
またブローをする事により、うねりが伸びて表面が揃うので、つや感も増し素敵に解決することが出来ます。
ポイントは「とにかく根元からブラシと熱をあてる事」なので、そこを意識してやってみて下さい。
うねり改善点③ アイロンで伸ばす
うねりを伸ばす為にアイロンを使う方は、多くいらっしゃると思います。
しかし間違ったアイロンの操作をすると、髪がダメージしてしまいます。ダメージした髪はうねりやすくなり、負のスパイラルになってしまいます。
ここでは正しいアイロンの伸ばし方をご紹介します。
この方法で伸ばすと、うねりが伸びるだけではなく、ツヤも出てスタイルが綺麗に仕上がるので一石二鳥です。
ちょっとのコツでうねりとの付き合い方も、楽になりますよ。
アイロンの正しい操作の仕方
①まず、5cmを目安に毛束を取ります。
これより多いと熱が通りづらく、しっかり伸びない場合があるので、毛束は取りすぎないようにしましょう。
おおざっぱにしてしまうと、二度手間になり、スタイリングに時間がかかり過ぎる可能性があります。
②毛束を取ったら、地面に対して垂直に引き出します。
③根元から3~4cm離れた箇所を、アイロンで挟みましょう。
挟む時は力を入れすぎず、プレートをあてるよう挟みましょう。
④アイロンでスルーをします。
根元から3~4cm離れた所を挟みます。
アイロンで髪を挟む時に、力を入れ過ぎないように、頭が動かないぐらいの力で、毛先までスルーします。
アイロンの熱がキューティクル表面を引き締める為、表面が整うだけでなく、髪にツヤを出すことが出来ます。
《注意事項》
・濡れた髪に使わない
濡れた髪にアイロンを使用すると、水蒸気爆発をしてしまいます。
そうすると、髪表面のキューティクルが傷つき、ツヤは減り、枝毛や切れ毛が増えてしまいます。
ダメージを抑えるために、完全に乾いた髪で使いましょう。
・高温で同じところを何度もスルーしない
何度も同じところに熱をあえてしまうと、どんどんそこがダメージしてしまいます。
ヘアアイロン操作になれていない方が、やってしまいがちなことです。
そうならない為にも、熱が入っていない状態で、手の動かし方の練習をしてください。
そうすると、なれることによって、同じ所を何度もスルーせずに、セットが出来るかと思います。
また温度は、160度~180度の間に設定しましょう。
190度や200度は髪に負荷をかけてしまう場合がありますので、温度にはくれぐれも注意してください。
うねり改善点④ ストレートパーマや縮毛矯正
上記の2つの方法を試しても、うねりがどうしても伸びない方には、髪を真っ直ぐにする、ストレートメニューがオススメです。
お手入れ時間が短縮し、楽に綺麗にスタイリングする事が出来ます。
2つのメニューの特徴をまとめましたので、ご覧下さい。
ストレートパーマ
縮毛矯正でクセを伸ばすとボリュームがなくなり、ストンとなりやすくなります。
ストレートパーマだと髪がストンとなり過ぎず、より自然な仕上がりでクセやうねりを緩めることができます。
「うねりを今よりやわらげたい」という方は、ストレートパーマがオススメです。
根元のボリュームを保ちつつ、自然にうねりをやわらげ、ボリュームダウンすることが可能です。
縮毛矯正
縮毛矯正をかけた毛は永久にストレートです。
なのでクセは戻りません。
雨の日やジメジメとした梅雨時期は、湿度が高く、くせ毛の方は髪がまとまらないかと思います。
ですが縮毛矯正をかけることで、湿度が高い日でも髪がまとまります。
うねりやクセが全体的に出る方や、顔周りだけ出る方などさまざまなパターンがあります。
その場合、気になる箇所だけ縮毛矯正にする事も可能です。
ダメージもその箇所だけですみますし、全体的に気にならないなら、全体を縮毛矯正する必要はありません。
通っている美容師さんに、相談してみましょう。
詳しいストレートパーマ、縮毛矯正の記事はこちらになります。是非、ご覧下さい。
【ストレートパーマと縮毛矯正の違いを美容師が解説】
うねり改善点⑤ 髪質改善トリートメント
うねりの改善方法に髪質改善トリートメントがあるということは、ご存知ですか?
実はここ2、3年で人気が出てきている新しいメニューです。
髪質改善トリートメントは、トリートメントなので、ノーダメージですし、更にうねりをやわらげ髪質を良くしてくれるので、髪にとっては良い効果ばかりです。
うねりの新しい解決法として取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。
髪質改善トリートメントの効果
髪質改善トリートメントの効果は主に3つあります。
・髪にダメージを与えず髪質をしっかりさせる
・広がりを抑え、まとまりやすくしてくれる
・つやが出る
この3つが特徴です。
髪質毅然トリートメントは、縮毛矯正やストレートパーマのように髪は真っ直ぐに伸びませんが、うねり毛や猫っ毛特有の広がるクセを落ち着かせる効果があります。
成分的なことを少し説明すると
髪質改善トリートメントは、グリオキシル酸やレブリン酸といった酸を髪内部に浸透させ、ストレートアイロンを使い熱を加えて定着させていく施術です。
そうすることで髪に芯がはいったかのような仕上がりになり、髪一本一本がしっかり落ちつくというものです。
また、熱を加え定着させることを「架橋」といいます。
「架橋」とは
分子を結合させることを言います。栄養分を髪の内部に入れるのではなく、髪の内部の結合を強くすることでトリートメント効果を出しています。
髪質改善トリートメントの更に詳しい情報や、実際施術をしたビフォーアフターの写真を見たい方は、こちらの記事もご覧ください。
【髪質改善トリートメントを東京の美容師が徹底分析】
うねり改善点⑥ うねりを生かしたヘアスタイルにする
うねりでお悩みの方で「このうねり、どうにかいかせないかな?」と、思われている方も多いのではないでしょうか。
また、気分により「ストレートにしたい」時や「動きのあるスタイルにしたい」時など様々ですよね。
ここではうねりをいかしたヘアスタイルをいくつかご紹介いたしますので、取り入れてみて下さいね。
ショートスタイル
ゆるいうねりをいかし、ふんわりショートスタイルに仕上げてみました。
髪が長くなるとうねりとハネるクセがお悩みのお客様ですが、ショートにすることでハネを改善しています。
うねりをいかすカットをすると、いい感じにふんわりボリュームが出てうねりをいかす事が出来ます。
実はカットさえ上手くできれば、うねりを一番いかせるスタイルは、ショートスタイルなのです。
前上がりボブスタイル
くせとうねりでお悩みのお客様をふんわりボブに仕上げました。
先程上記で説明した乾かし方をするだけで、くせが内側にはいり、うねりもふわっと出てパーマをかけたかのような仕上がりになります。
とっても柔らかくて女性的なスタイルですよね。
ブローやアイロンを使うと様々なスタイルが楽しめる事もメリット。
カットの仕方でこれだけ変わるので、確かな技術を持った美容師に相談されると良いでしょう。
ゆるロングスタイル
うねりでお悩みのお客様をゆるパーマ仕上げにしてみました。
実はこのスタイル、うねりを利用してブローは全くしていません。なんと後ろから前に乾かすだけです。
ブローをしなくてもこうなる理由は「髪質やなりたい質感に合ったスタイリング剤を選ぶこと」
これによって、パーマ感が引き立ちこなれ感が出て素敵になります。
スタイリング剤はワックスやオイルがオススメです。
オススメのスタイリング剤を2つご紹介します。
N. ポリッシュオイル
ナチュラルで無造作な感じにスタイリングされたい方に、おすすめです。
【使い方】
スプレーで少し髪を濡らしオイルを手に取り、髪全体に馴染ませるように、もみこみます。
また、その時に髪の内側に手を入れもみこむように、しっかり付けてから、表面につけましょう。先に表面を付けてしまうと、必要以上にオイルが付いてしまい、ペタンとしてしまいます。
また、前髪は髪の量が全体に比べて少ないので、ペタンとなってしまいがちです。髪全体に付け終わった後、手に残ったオイルをサッと付けるとペタンとなりすぎず、素敵になります。
N. スタイリングセラム
オイルはナチュラルな仕上がりですが、こちらはワックスなので、しっかりウェーブの形がつき、固定してくれます。また、ツヤが出ます。
【使い方】
髪全体に馴染ませるように、もみこみます。
また、その時に髪の内側に手を入れもみこむように、しっかり付けてから、表面につけましょう。先に表面を付けてしまうと、必要以上にワックスが付いてしまい、ペタンとしてしまいます。
また、前髪は髪全体に付け終わった後、手に残ったものをサッと付けると付きすぎず、素敵になります。
ショートスタイルだと、2プッシュ以上
ミディアムスタイルだと、3プッシュ以上
が、おすすめです。足りなければ、1プッシュずつ付け足してあげましょう。
うねりに関するQ&A
うねりでお悩みの方に、特に多く質問される項目をQ&Aにして、わかりやすくまとめました。
あてはまる事があるのではないでしょうか?
是非、ご覧下さい。
髪のうねりは薄毛のサインですか?
髪にはヘアサイクルがあります。成長期→退行期→休止期があり、その流れを経て脱毛します。
休止期が終わると、抜けた部分からまた新しい髪の毛が生えてきて再びヘアサイクルを繰り返します。
その為、うねりと薄毛は関係してこないので、薄毛になることはないです。
左側だけどうしてもうねるのですが、どうすればいいですか?
髪は乾いていく段階で、形がついてしまいます。
少しでも放置してしまうと、そのまま固定されてうねりやクセとなり、まとまりづらくなってしまうという性質を持っています。
なので、うねりやすい左側を先に乾かししょう。
その時に、根元からしっかり手を入れ、髪を伸ばすように後ろから前に乾かします。
それでも直らない場合は、ブローやアイロンをしてみましょう。
やり方は上記の方法で試して下さい。その時に、左側をしっかり伸ばす意識を持ち、やってみましょう。
そうすると、左側は伸びて右側と同じになります。
それでもうまくいかない場合は、縮毛矯正やストレートの薬剤メニューがオススメです。
左右のくせの強さに合わせて薬剤を塗分け、綺麗に仕上げる事が可能です。
湿気が多い日だとうねりを直しても、戻ります、どうすればいいですか?
湿気の多い日にうねる原因は、髪が水分を吸収してしまう為です。髪がうねりやすい方は、水分を吸収しやすい髪質なので、特に湿気で戻りやすいです。
湿気から髪を守る為に、お出かけ前にアウトバストリートメントをいつもの倍付けましょう。
アウトバストリートメントの付け方は、中間から毛先にしっかり髪につけましょう。
また、髪は約10万本生えています。手でつけると、ついているところとついていないところが出てしまいます。
なので、粗めのコームでとかしてあげると、全体にムラなくゆき渡らせることができます。
乾かし方やアイロンなど何をしても、うねりが戻ってしまう場合は、縮毛矯正やストレートをすると、うねりは戻ることはなく、ストレートのまま維持する事が出来ます。
うねりを伸ばすシャンプーはありますか?
うねりを伸ばすシャンプー剤はありませんが、うねりを扱いやすくしてくれるシャンプー剤ならあります。
効果が高く人気のシャンプー剤があるので、御紹介します。
イオセラム シャンプーシリーズ
くせやうねりでお困りの方に向けて作られたシャンプーです。
《効果》
・シャンプー
実は髪がうねっている方やくせ毛の方は、根元のクセが邪魔をして、地肌をすみずみまで洗えていないという状態です。
それが原因となって、うねりやクセを強くしてしまっている可能性もあります。
ですがこのシャンプーは、細かいクリーミー泡が落ちにくい汚れやニオイを優しく取り除いてくれます。
・トリートメント
うねりやクセがある方は直毛の方に比べ、髪が乾燥しやすいです。乾燥していると、湿気が多い日せっかくスタイリングしたのにうねりに戻ってしまいます。
ですが、このトリートメントを使うと髪内部に浸透し、内側から潤いをキープしてくれます。
うねり毛には、とてもうれしい処方です。
内部に浸透することで、油分独特のべたつきも感じないトリートメントになります。
当店でも取り扱っており、人気の高い商品になります。
是非、ご利用下さい。
まとめ
本日は「うねりの解決法」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ここに書いてあることを、もう一度箇条書きにしてみます。
・ストレートアイロンで伸ばす
・縮毛矯正やストレートパーマをかける
・髪質改善トリートメントをしてみる
・うねりをいかしたヘアスタイルにしてみる
また、うねりやクセはカットで素敵にいかす事が出来ます。詳しく知りたい方は、こちらのブログをご覧下さい。
【くせ毛をいかすカットで似合う髪型になれる方法】
正しい対策をし、正しいヘアケアをすると、うねりも解消できることでしょう。
是非参考にして下さい。ありがとうございました。