アホ毛ってなんで出来るの?その理由と、誰でも出来る簡単アホ毛対策
アホ毛で悩みの方に質問です。
「どうやってもアホ毛が目立ってしまう」「スタイリングに時間がかかり憂鬱」
そんなお悩みを抱える方は、意外と多いのではないでしょうか?
アホ毛が目立ってしまうとスタイルも決まらず悩んでしまいますよね。その為には、適切な対策が必要です。
本日はそんなあなたの為に「アホ毛対策」はもちろん「アホ予防策」などをご紹介いたします。
最後まで読んでいただけると、アホ毛によるお悩みが解決できること、間違いなしです。
是非、御一読お願い致します。
目次
アホ毛とは?
そもそも「何故、アホ毛が発生してしまうのだろう?」
そう思われた事はございませんか?
そうなってしまうには、ちゃんと理由があります。わかりやすくまとめましたのでご覧下さい。
アホ毛には種類がある!
実はアホ毛には、2種類があります。
1つ目は「成長途中の髪」で2つ目は「途中で切れたしまった髪」です。
それぞれ原因が異なるので、ご紹介します。
成長途中の髪が原因のアホ毛とは?
「成長途中の髪」がアホ毛になってしまう原因のお話をさせていただきます。
大きな原因は「毛穴の詰まり」や「ホルモンバランスの乱れ」「乱れた生活習慣」など毎日の生活習慣が大きく関係してきます。
不規則な生活習慣でアホ毛ができてしまうなんて驚きですね。
ですがこのタイプのアホ毛は、毎日の生活習慣やヘアケアを見直すことで、アホ毛の原因を取り除くことができます。
途中で切れてしまった髪が原因のアホ毛とは?
次に「途中で切れてしまった髪」がアホ毛になってしまう原因をご紹介します。
「カラーやパーマなどで髪が傷んだ」「紫外線ダメージによるもの」など外的刺激が大きく関係しています。
髪はタンパク質で構成されているのですが、ダメージをしてしまうと内部のたんぱく質が外に流れやすくなり、髪内部がスカスカの状態になってしまいます。
そうなってしまった髪は、引っ張っただけなどちょっとした刺激でも耐えられず切れやすくなり、アホ毛になってしまいます。
ですが、このタイプのアホ毛はカラーリングやパーマの頻度の見直しや、紫外線から髪を守ったりとしっかりとケアすることにより、アホ毛の原因を取り除くことができます。
突発的に発生するアホ毛もある!
上記の2つの他にも産後脱毛で抜けて生えかけの短い髪や、ストレスが原因で髪が抜け生えかけの短い髪などのアホ毛も、上記の2つのアホ毛同様、下記の対策で改善する事が出来ます。
こうして様々な事でアホ毛になってしまう原因がわかると、正しい対策や改善方法が明確になるので原因を知ることは大切です。
アホ毛6つの対策
先程、アホ毛の原因を紹介しました。思い当たるものはありましたか?
次はアホ毛対策を5つご紹介します。どの原因でも共通して取り組める対策なので、是非取り入れてみて下さい。
アホ毛対策
アホ毛が出来てお困りの方への簡単な対策です。
わかりやすくまとめましたので、ご覧ください。
アホ毛対策①ドライヤーで抑える
ドライヤーの熱をしっかり当てると、アホ毛をおさえることができます。
逆にドライヤーを使わず自然乾燥にすると、アホ毛は目立ちやすくなるので、髪はしっかり乾かしてください。
ドライヤーで乾かす前に、優しくタオルでたたくようにタオルドライをするとよいです。
アウトバストリートメントをつけブラシでとかし髪の流れを整えた後に、ドライヤーを使って髪を乾かしましょう。
雑にごしごしタオルドライをしてしまうとアホ毛が際立ってしまうので、注意してください。
正しい乾かし方
乾かし方も正しい方法で乾かさないと、アホ毛が際立ってしまいます。
正しい乾かし方をご紹介します。
①風は上からあてる
風を前から当ててしまうと髪が広がり、アホ毛が逆立ってピンピン立ってしまいます。
②アホ毛を、なでつけるように手で抑えながら乾かす
手を入れ込み、バサバサ乾かさないように気を付けましょう。
③髪を冷ます
実は、アホ毛をおさめる為に冷風を使ったり髪を冷ます事はとても重要です。髪に熱をあて冷ますことによって、髪はその形状を保つことができます。
この原理を利用し、髪を乾かした後に髪を冷まします。冷まし方ですがドライヤーを髪から離しましょう。
そうすると、そのまま形が固定されアホ毛が収まります。
乾かす時の注意点
濡らした後すぐに乾かしましょう。
髪は乾いていく段階でクセがつく性質があるので、すぐ乾かしましょう。
乾かし方についてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
【プロが教える正しいドライヤーでの乾かし方】
アホ毛対策②ブローをする
ブローをすると、立ちあがるアホ毛がなじみます。
ブラシを使いブローをすることは、慣れていないとハードルが高いと思われがちです。でも簡単にブローをする方法があります。
ここでは、誰でも出来る簡単なブローの手順をご紹介します。
ブローをするとアホ毛も目立たなくなりますし、さらにツヤも出てまとまりもよくなるので、是非取り入れてみて下さい。
誰でも出来る簡単なブローの仕方
①アホ毛の所にブラシを押しつけ温風を当てます。
②表面をなぞるようにブローをします。
その時に少し押し付けながらやると良いです。
そうするとアホ毛はおさまります。
またブローをする事により、表面が揃うので、つや感も増し素敵に解決することが出来ます。
ポイントは「アホ毛をブラシで押さえつつ熱をあてる事」なので、そこを意識してやってみて下さい。
アホ毛対策③スタイリング剤を使う
スタイリング剤を付けると、立ち上がるアホ毛やふわふわと浮いているアホ毛を簡単に抑えることができます。
使うスタイリング剤はワックスやスプレーなどがおさまりやすいので、オススメです。
ワックスの付け方
①手のひらに少量取ってしっかり伸ばす
②アホ毛が気になる部分を押さえるようにしてつける
《注意点》
ここでワックスの量をつけすぎると、ベタッと見えてしまう可能性があるので、様子を見ながら少しずつやるのがオススメです。
《豆知識!ワックスについて》
ワックスはヘアセットするだけではなく、髪を抑え込むことにも特化しています。
その理由は、ワックスの成分が関係しています。
ワックスは油分を多く含んでいるので、その油分の重みでボリュームを抑え、髪をまとめることもできます。
またワックスの中でもシアバターは特に油分を多く含んでいます、しっかり押さえたい方にはおすすめです。
スプレーの付け方
①スプレーをクシに吹きかける
②アホ毛が気になる部分を丁寧にクシでとかす
③立った髪を優しくおさえるように、下へとかす
くしにヘアスプレーを吹きかけて、毛流れにあわせてアホ毛を流すようにとくかるだけです。
コームは、下の写真のような目が細いコームタイプのくしを使用すると、やりやすいです。
100均で売っている手頃な物で構いません。
《プラスひと手間》
スプレーのついたコームでとかしてから、ワックスを軽くつけるとより抑えることができます。
湿気の多い日などスタイルが崩れやすい日などにオススメです。
アホ毛対策④アイロンを使う
表面に出てくるアホ毛をストレートアイロンで抑えます。
アホ毛が目立ちやすい表面の毛を分けとり、軽くスルーしましょう。
ブローでうまく抑えれない場合は、ストレートアイロンを使うと直ります。
「でもどうやるの?」そう思われている方も多いと思います。
ここでは、誰でも簡単にできる正しいアイロンの伸ばし方をご紹介します。
この方法で伸ばすと、アホ毛がおさまり、ツヤも出てスタイルが綺麗に仕上がるので一石二鳥です。
ちょっとのコツでアホ毛との付き合い方も、楽になりますよ。
アイロンの正しい操作の仕方
①まず、アホ毛を手にとります
短い毛になるので、火傷には注意しましょう。
②アホ毛を取ったら、アイロンで挟み下に向けスルーします
挟む時は力を入れすぎず、プレートをあてるよう挟みましょう。
アイロンでアホ毛を挟む時に、力を入れ過ぎないように、頭が動かないぐらいの力で、毛先までスルーします。
これだけで終わりです。
不器用で自信がない方にも簡単に出来ます。
《注意点》
濡れた髪に使わない
濡れた髪にアイロンを使用すると、水蒸気爆発をしてしまいます。
そうすると、髪表面のキューティクルが傷つき、ツヤは減り、枝毛や切れ毛が増えてしまいます。
ダメージを抑えるために、完全に乾いた髪で使いましょう。
《設定温度》
また温度は、140度~180度の間に設定しましょう。
190度や200度は髪に負荷をかけてしまう場合がありますので、温度にはくれぐれも注意してください。
さらに詳しくアイロンの使い方が知りたい方は、こちらのブログをご覧下さい。
【あなたにあったヘアアイロンを美容師が徹底解説】
アホ毛対策⑤分け目を変える
分け目を少し変えてみましょう。
分け目を少しずらすだけで、ぴょんとはみ出ていたアホ毛が簡単におさまります。
アホ毛もおさまりますしボリュームもでるので、素敵に解決することができます。
分け目の変え方
分け目の変え方はとても簡単です。
いつも分けているところから数ミリずらして分けとりましょう。
これだけでOKです。
分け目がしっかりついていて戻ってしまう場合は、
髪が濡れている状態の時に分け目をずらし、その位置のまま乾かしましょう。
そうするとそこで分け目が固定され、戻りづらくなります。
アホ毛予防
先程、アホ毛対策をご紹介させていただきました。
簡単にはじめる事が出来るものばかりですよね。
次はアホ毛予防策をご紹介します。
わかりやすくまとめましたので、ご覧ください。
アホ毛予防①食生活を正す
栄養の偏りは健康な髪の毛をつくる妨げとなってしまいます。
健康な髪の毛を作るためにはタンパク質が大切です。
髪は食事で大きく状態が左右するほど直接影響してきます。なので、日頃の食生活を意識することが大切です。
また食事だけではなく、睡眠不足などでもアホ毛が出来てしまう場合もあります。
睡眠不足により髪が弱くなってしまい、髪に栄養がうまく行き渡らずアホ毛が発生してしまいます。
バランスの良い食事と十分な睡眠時間を取り、規則正しい生活習慣を心がけましょう。
美髪になれるオススメの食事と睡眠時間をご紹介します。
《オススメの食事》
・タンパク質を多く含んだ食べ物
肉類、魚類、卵、大豆食品、乳製品
《適正な睡眠時間》
・平均7〜8時間
生活リズムを整えると、健康な髪が生えてくるので、アホ毛はもちろん、切れ毛や枝毛なども出来づらくなります。
食事や睡眠時間が髪に影響を及ぼしてしまうので、食事や睡眠には気を付けましょう。
アホ毛予防②過度なブラッシングは避ける
力を入れた過度なブラッシングは、髪をダメージさせアホ毛の原因となります。
絡まってしまったのを無理に引っ張りながらとかしてしまう時はございませんか?
力任せにせず優しくときましょう。
《ポイント》
毛先からほぐすようにとくと、絡まりもほどけ綺麗にとくことが出来ます。
普段なにげなくやっているささいな行動が、髪に大きな影響をあたえているだなんて、驚きですよね。
アホ毛予防③正しい手順でシャンプーをする
アホ毛予防に実はシャンプーの仕方が大きく関わってきます。
毎日のシャンプーを見直すだけで、アホ毛が予防できたらやっておくべきですよね。
髪の栄養不足が原因でできてしまったアホ毛は、頭皮の血行をよくすることで改善する場合もあります。
正しいシャンプーの仕方
毛穴のつまりもアホ毛が出来てしまう原因です。
特にロングヘアの方やくせ毛の方、多毛の方だと、頭皮まで泡が行き届かず、気づかないうちに毛穴が詰まっていることがあります。
毛穴が詰まると、健康な髪が育たずアホ毛がうまれてしまいます。
ポイントを抑えるだけで、正しく髪を洗う事ができるので、ご紹介します。
《まずお湯の温度を見直そう》
シャンプー剤をつける前は、お湯でしっかりと髪を洗い流します。
正しいお湯の温度は36〜38℃が適正です。
ぬるいと感じるぐらいの温度です。
熱すぎると、頭皮や髪の乾燥を引き起こしてしまう可能性があります。
《正しシャンプーの手順》
①洗いムラのないように、全体を洗う
②髪の根元から毛先に向かって洗う
耳の周りや生え際などは、指を立てて細かく動かしながら洗って下さい。
③指をジグザグに動かし、襟足から頭頂部に向かって洗っていきます。
頭皮も同様に、指の腹で揉むようにして洗います。
髪をゴシゴシとこすって洗ってしまうと、髪と髪が擦れ、摩擦でダメージしてしまうので、
気を付けましょう。
《シャンプーする際、おさえておきたいポイント》
・シャンプー前のすすぎはしっかりする
頭全体が濡れるように、シャワーヘッドを持ち、片方の手で優しくすすぎ洗いをします。
すずきをしっかりしないと、泡がたたず頭皮まで洗う事が出来ないので、しっかりしましょう。
さらに詳しくシャンプーの仕方を知りたい方は、こちらのブログをご覧下さい。
【プロが教える正しいシャンプーの仕方とトリートメントの付け方】
やってはいけないNG行動
アホ毛を切る
アホ毛を切ってしまうと、切った直後は気にならないのですが、生えてきた時にツンツンと短い毛が立ってしまいます。
そうしてしまうと、切る前以上にアホ毛が目立ってしまいます。
切るのはやめましょう。
まとめ
本日は「簡単に出来るアホ毛対策と予防策」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ここに書いてあることを、もう一度箇条書きにしてみます。
・ドライヤーで抑える
・ブローで抑える
・ストレートアイロンで抑える
・生活習慣を整える
・シャンプーの仕方を改善する
・アホ毛は切らない
正しい対策をし、正しいヘアケアをすると、アホ毛も改善できることでしょう。
是非参考にして下さい。ありがとうございました。