薄毛、細毛、抜け毛に効果あり!美容師が教えるエイジングのヘアケア対策
最近、髪に元気がなくなってきたと思われている方に質問です。
・白髪が増えてきた
・髪のボリュームが減った
・髪にツヤがなくなってきた
この中にあてはまる症状はありますか?
このようなお悩みを抱える方は、意外と多いのではないでしょうか?
これらの原因は髪のエイジングによって起こります。
本日は「加齢による髪のエイジング対策」はもちろん、「ヘアケアをするにあたり抑えておきたいポイント」などをご紹介いたします。
最後まで読んでいただけると、正しいエイジング対策がわかり、エイジングにおけるお悩みが解決できること、間違いなしです。
是非、御一読お願い致します。
髪のエイジング
髪の老化の原因は、加齢により新陳代謝が落ち、細胞再生能力も下がり髪が作られる毛母細胞に十分な血液と栄養が行き渡らなくなる為です。
それが原因で、血流が悪くなり、抜け毛や薄毛などエイジングが進んでしまいます。
また、女性は年齢を重ねるに従い、卵巣から分泌されるエストロゲンというホルモンが減少します。
エストロゲンの低下により毛が細くなったり、抜け毛や、ありとあらゆる髪のエイジングを進行させてしまいます。
その為、だんだん髪が老化してしまいます。
年齢別に髪に起きる現象をまとめました。
ご覧下さい。
30代に起きるエイジングの変化
・白髪が生え始める
・髪のパサつきがいつもより気になる
40代に起きるエイジングの変化
・毛量が減少
・髪がうねる
・白髪が増える
・まとまりにくい
・若い頃よりツヤがない
今まで気になっていなかった事が気になるようになり、髪質の変化を多くの方々が感じ始めます。
50歳代に起きるエイジングの変化
・白髪量が増える
・ボリュームが出ないなどの悩みが深刻化
・髪の直径が細くなり、ハリコシがなくなる
・抜け毛も増え、量が少なくなる
・ツヤがなくなる
・くせ毛になる
加齢による髪の変化は、年齢を重ねるにつれて、変わります。
髪のダメージやパサつきのお悩みはずっと続き、気になる事が、増えてくるでしょう。
髪の変化にに合わせて、ヘアケアの仕方を変えて、対策しましょう。
エイジングによる髪の変化とヘアケア対策をご紹介します。
白髪が増える
人によって多少の違いありますが、白髪が気になり始める平均年齢は30代とされています。
その後、少しずつ増えていき、50代半ばで全体の半分、そして60代になると気になる率は90%を超えます。
白髪の原因の多くは、加齢による衰えになります。
白髪が生えてくるメカニズムですが、毛穴にある「メラノサイト」という色素細胞が「黒髪に必要な色素(メラニン)」を作れなくなったことで生えてきます。
年齢を重ねると、色素細胞のメラニン機能が低下します。
髪の毛に送られるメラニン色素の数が少なくなり、白髪が目立つようになります。
また、エイジングによる心肺機能の低下も白髪へとつながります。
心肺機能が低下すると、血液の循環が悪くなります。
その結果、栄養分がメラノサイトへ十分に届かなくなり、メラニン色素を作る働きが鈍くなってしまう為です。
対策① 白髪染めをする
白髪が目立たないようにヘアカラーをしましょう。
白髪が数本生えて気になりはじめている方や、一箇所だけ白髪が密集している方は、その部分だけ、白髪染めをする事も出来ます。
また、白髪を染める方法として、ヘアカラーの他に、ヘアマニキュアという種類があります。
どちらが自分に適しているか、美容師に相談し決めましょう。
白髪染めについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧下さい。
【白髪染めを考えている方必見、美容院で白髪染めする前に抑えておきたい7つのポイント】
対策② ハイライトをいれる
ハイライトを散りばめると、白髪を馴染ませる事が出来ます。
ハイライトとは、ベースの色に対してブリーチやカラー剤で明るい部分を入れる事です。
メッシュとも呼ばれています。
ハイライトを全体に散りばめることで、黒と白の差がぼけ、白髪がなじみ目立たなくなります。
このやり方でしたら、全体を白髪染めせずとも、白髪を馴染ませることが、出来ます。
対策③ グレイヘアにする
グレイヘアにしようか迷われている方に、ご紹介します。
グレイヘアにする方法は2つあります。
① カラーリングを止める
カラーリングを止めると自然とグレイヘアになります。
ただし、ヘアカラーをされていて、途中からグレイヘアにされる方は、白髪の部分と既染部が分かれてしまいます。
そうすると、白髪とのコントラストが目立ち「手入れをしていないのかな?」と見られてしまいがちです。
なので、その期間は部分ウィッグを付けて隠すのも、一つの手段かと思います。
② 髪を明るくする
白とのコントラストの差を埋める為に、既染部をカラー剤やブリーチを使い、明るくしてコントラストをなくします。
また、グレイヘアに移行している最中は、短い髪型の方が白髪も目立ちにくいですし、移行完了期間が短くなるので、オススメです。
ツヤがなくなる
年齢が高くなると、ツヤがなくなり、まとまりにくくなるといった悩みも増えます。
髪は、メデュラという細胞があり、その周りにタンパク質が主成分の髪の毛の質や色に影響を与えるコルテックスという細胞があります。
そして、その周りを覆っているのが、髪の毛の艶を保つ働きをしているキューテイクルです。
エイジングによって、コルテックスに含まれる脂質が減少しねじれが生じ、髪内部の水分が減少してしまったり、紫外線の影響などで、キューテイクルが痛み、髪がパサパサになってしまいます。
その為、ツヤが失われてしまいます。
人の第一印象は髪の毛でほぼ9割が決定してしまいます。
ツヤがあると、スタイルが若く見え素敵です。
対策① 食生活の改善
過度なダイエットや食事の栄養バランスが、偏ると髪のツヤが失われてしまいます。
その為、食事は髪のツヤと直接関係しています。
食事も気を付けましょう。
髪のほとんどは、アミノ酸が結合しタンパク質で、できています。
タンパク質が不足してしまうと、髪のツヤもなくなってしまったり、髪が細くなったり抜け毛にも影響します。
なので、タンパク質を摂取できる食事を意識してみましょう。
タンパク質を多く含む食品例
・肉類
・魚類
・卵
・大豆
です。
特に、マグロ、イワシなど脂肪の豊富な魚は、毛髪に対しとても効果的です。
なぜかというと、ビタミンDや毛髪の成長によい成分が含まれているからです。
また、お酒の飲み過ぎは髪にも影響してしまうので、過度な摂取は気を付けましょう。
サプリでの摂取も心がけると良いです。
食事でとれなかったものは、サプリで補うことも大切です。
対策② ツヤがでるシャンプー剤を使う
SEE/SAWのシャンプーが、おすすめです。
SEE/SAWのシャンプーには「balance」「smooth「tight」と3種類があります。
balance・・・滑らかな質感なので硬毛や剛毛オススメ
smooth・・・根元からふんわりするので軟毛や細毛にオススメ
tight・・・広がりにくくまとまりやすくなるのでくせ毛にオススメ
髪を補修をしながら、悩みや髪質に合わせて種類があります。
髪質や悩みに合っていないシャンプーを使っても効果がないので、是非参考にしてください。
seesawシャンプーの効果
seesawシャンプーの効果をご紹介します。
・高保湿
従来のシャンプー剤より保湿力が1.2倍アップしたので、しっかり保湿してくれます。
・根本にふんわりボリュームがでる
ココイルメチルタウリンNaという成分が多く入っているので、さっぱりした洗い上がりで根元がふんわりします。
・ツヤが出る
毛髪表面に屈折率の低い層と高い層をつくり、その層に光があたり反射しツヤにみせます。
今までのツヤの出るシャンプー剤の多くは、油分をいれツヤっぽくにみせるものがほとんどでした。
これはそうではなく反射を利用しているので、軽くて柔らかく透明感のある髪になります。
髪にツヤが増すと、髪が綺麗になり若々しく見えます。
髪が細くなりボリュームが減る
年齢を重ねるごとに、頭皮の毛細血管が老化していきます。
これによって血行が悪くなり、髪に十分な栄養が送られず、新しい健康的な髪の毛を作るための栄養が足りなくなっていきます。
その結果、髪そのものが細くなり、全体のボリュームがなくなってしまいます。
男性は20代後半から、女性は30代から徐々に髪が細くなりはじめ、40代前後から細毛や薄毛が進行してしまう場合が多いです。
対策① ボリュームが出やすいヘアスタイルにする
ボリュームが出やすいヘアスタイルをご紹介します。
簡単にできる方法を2つご紹介します。
・分け目をなくす
分け目は、ボリュームを出にくくしてしまいます。
また、分け目があるとそこに紫外線が集中的にあたり、日焼けをし薄毛、抜け毛の原因となります。
分け目を少し変えふんわりさせると、トップにボリュームが出て素敵になります。
・トップにレイヤーを入れる
トップにレイヤーをいれると、簡単にボリュームが出ます。
根本を起こしながら乾かすと、ふんわりしやすいです。
対策② ボリュームが出るパーマをかける
ボリュームを出す為にパーマをかけられた事はございますか?
エイジング毛は髪が細くなり、トップがペタッとなってしまいスタイルが寂しい感じになてしまう場合が多いです。
パーマをかけ、ボリュームアップするのも、一つの手段です。
パーマをかけた時のメリット
パーマをかけた時の、メリットをご紹介します。
・アイロンなどは一切使わずにトップの根元が立ち上がる
・ボリュームが出て、ふんわりと柔らかい印象になる
・パーマがなくなるまで根元の立ち上がりは消えない
【ポイント】
パーマをかけた後は、しっかり毎日トリートメントでケアをしてあげましょう。
パーマをかけるとボリュームアップし、スタイルが華やかになり、素敵になります。
抜け毛が増える
エイジングによる抜け毛の原因ですが、年齢を重ねると、17型コラーゲンというコラーゲンが減少してしまいます。
毛包幹細胞は、17型コラーゲンと言う特殊なコラーゲンによって包み込まれ守られています。
17型コラーゲンがなくなり減少してしまうと、毛包幹細胞を守る物が無くなり、毛包幹細胞は頭皮表面に徐々に出ていってしまいます。
そうすると、毛は抜け、毛穴が無くなってしまいます。
また、女性は年齢を重ねるに従い、卵巣から分泌されるエストロゲンというホルモンが減少します。
エストロゲンの低下によって毛が細くなり、髪の毛が長く太く伸びるまで待てず抜け落ちてしまういます。
これらの理由で、抜けてしまいます。
対策① 育毛剤をつける
抜け毛のヘアケア対策として、育毛剤を使いましょう。
育毛剤は、世の中に2000種類以上あるといわれています。
その中でエビデンスデータを出している育毛剤は、5種類しかありません。
5種類の中で発毛率が一番高いと科学的に認められた商品がこちらです。
クオレ薬用サイトプラインMX(CTP MX)
効果
・脱毛信号を止め抜け毛をストップする
・休止期に入ってしまった毛をしっかり成長期に戻す
・ハリコシを高め髪1本1本がしっかりする
使い方
・画像の通り
頭頂部→側頭部→後頭部→側頭部
そして耳の上につけましょう。
耳の上につける理由
耳の上に太い血管が通っており、そこにつけることにより頭全体に効果がいき渡ります。
付ける量ですが、しっかりつけてあげましょう。
効果が頭皮の奥まで、浸透するように少量のアルコールが配合されております。
頭皮全体につけ、頭がスーっと涼しくなるぐらいが適正です。
髪が濡れている状態でなくても大丈夫ですので、朝もご使用下さい。夜はお風呂上がりにつけましょう。
9割の方が効果を実感する薬用サイトプラインMX(CTP)の魅力
ここ最近、メディアが薄毛の原因は「コラーゲン不足」だという事を発表しました。
また新たな事実ですが、髪を支えるものとして「17型コラーゲン」が絶対的に不可欠だという事が、明確にわかりました。
この17型コラーゲンですが、年齢と共に減っていってしまいます。
なかなか自力では増やすのが難しいと言われています。
この育毛剤を開発したクオレ化粧品は発毛に不可欠な17型コラーゲンに着目しました。
そして、史上で初めて17型コラーゲンを増やす「C-17」をこの育毛剤にプラスする事に成功しました。
「Cー17」は髪をつくる細胞を元気にし、育毛に不可欠な17型コラーゲンを増やし、抜け毛をストップすることができます。
育毛効果は業界一高く、科学的にもしっかり認められており副作用は、ありません。
今は女性の方でも育毛剤を使ってヘアケアをしている時代です。是非ヘアケア対策に取り入れてみましょう。
これらの商品は当店SOY-KUFUの下記サイトで、取り扱っております。
是非、ご利用下さい。
対策② ヘッドスパをする
ヘッドスパの効果
・血行促進
頭は血行不足になりやすいです。髪が生える為には、血行不良の改善をしなければなりません。
・ヘアサイクルの乱れを整える
ヘアサイクルは成長期 休止期 退行期に分かれます。ヘッドスパをすることにより、乱れを整え正常に戻してくれます。
・頭のコリを揉み解し頭の土台改善
頭には様々なツボがあります。また頭は肩と同じくこります。
こってしまうと健康な毛も生えてこなくなってしまいます。
なのでそこを刺激しマッサージすることに、よりほぐれ健康な髪が生えてくる要因となります。
・リラックス効果
ストレスを感じてしまうとヘアサイクルが乱れてしまったり、脱毛や薄毛を促進してしまいます。
ストレスは大きな敵です。マッサージなのでとても気持ちがよく、ストレス解消できてリラックスできます。
当店SOY-KUFUには、もちろんヘッドスパメニューがございます。
是非お試し下さい。
自分でベッドスパをする方法
ベッドスパをご自身でする方法をご紹介します。
マッサージする前におさえておくポイント
・泡が付いている状態でやりましょう
泡がついていることにより、滑りやすく、髪と髪の摩擦を軽減することが、出来ます。
・指の腹を使ってマッサージしましょう
爪を立ててしまうと、頭皮が傷ついてしまうの注意しましょう。指の腹を頭皮に当てましょう。
・力を入れ過ぎない
力を入れて頭皮を動かすと、効いているような気がしますが、力を入れ過ぎなくても大丈夫です。
手順
① 5本の指をしっかり頭皮にあてわ、耳あたりから中央に引き上げます。
②襟足から耳あたりまでしっかり引き上げましょう。
③生え際の中心から耳辺りにかけ、耳あたりに到着したら、スタートした中心に戻るように、グルグルと円をかくようにマッサージしましょう。
④耳あたりから襟足にかけ進み、襟足に到着したら、スタートした耳辺りに戻るように、グルグルと円をかくようにマッサージしましょう。
⑤襟足のところを円をかくようにグルグルとマッサージしましょう。
全ての行程、これを左右各10回やりましょう。
頭皮が動くぐらいの圧が正解です。
間違った方法でマッサージしてしまうと、頭痛につながってしまう可能性もあるので、気を付けましょう。
クセが出る
年齢を重ねるとお肌の皮膚がたるんでしまうように、頭皮もたるんでしまいます。
その為、毛穴の形状が丸い毛穴から楕円形に変わります。
そうすると、毛母細胞でつくられた髪が成長する時に、くせやうねりがでやすくなり、くせ毛になります。
対策 ストレートパーマや縮毛矯正をする
クセがどうしても気になるようでしたら、髪を真っ直ぐにする、ストレートメニューがオススメです。
ストレートパーマ
「根元のボリュームはそのままで、サイドの広がりを少し落ち着かせたい」という方は、ストレートパーマがオススメです。
根元のボリュームを保ちつつ、自然にボリュームダウンすることが可能です。
縮毛矯正
縮毛矯正をかけた毛は永久にストレートです。
なのでクセは戻りません。
雨の日やジメジメとした梅雨時期は、湿度が高く、くせ毛の方は髪がまとまらないかと思います。
ですが縮毛矯正をかけることで、湿度が高い日でも髪がまとまります。
クセが全体的に出る方や、顔周りだけ出る方などいらっしゃると思います。
その場合、気になる箇所だけ、ストレートにする事も可能です。
ダメージもその箇所だけですみますし、全体的に気にならないなら、全体をストレートにする必要は、ありません。
通っている美容師さんに、相談してみましょう。
詳しいストレートパーマ、縮毛矯正の記事はこちらになります。是非、ご覧下さい。
【ストレートパーマと縮毛矯正の違いを人気美容院が徹底解剖】
油分が多く含まれているスタイリング剤を使う際は注意
油分が多く含まれているスタイリング剤は、ツヤが出てまとまりがよくなります。
例えば、ワックスやバーム系のスタイリング剤は、油分が多く含まれています。
ツヤがほしく、まとまりが欲しいエイジング毛には、とても効果的なスタイリング剤です。
ですが、使い方を間違えてしまうと、髪がペタっとなりやすく、ボリュームダウンしてしまいます。
また、付け過ぎてしまうと、見た目が髪を洗っていないようなギトギト感が出てしまいます。
正しい付け方
髪の内側に手を入れ、もみこむようにしっかり付けてから、表面につけましょう。
表面を先に付けてしまうと、必要以上にオイルが付いてしまい、ペタンとしてしまいます。
また、前髪は髪の量が全体に比べて少ないので、ペタンとなってしまいがちです。
髪全体に付け終わった後、手に残ったオイルをサッと付けると、素敵になります。
まとめ
本日は「加齢による髪のエイジング対策」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ここに書いてあることを、もう一度箇条書きにしてみます。
・気になり始めたら白髪染めをする
・ツヤの出るシャンプーを使う
・育毛剤を使う
・ヘッドスパをする
・ボリュームが出るパーマをかける
髪のエイジングは誰もが直面するお悩みです。
年齢を重ねるにつれ髪のお悩みも変化します。
髪の状態に合わせて適切な対策が必要です。
正しいエイジング対策をし、正しいヘアケアをすると、スタイルが若々しくなり、素敵になります。
是非参考にして下さい。
ありがとうございました。