Blog ブログ

Blog

ホーム//ブログ//話題のインナーカラーとは?いまさら聞けない質問に美容師が答えます!!

ブログ

話題のインナーカラーとは?いまさら聞けない質問に美容師が答えます!!

今流行している「インナーカラーをしてみたい」「インナーカラーに興味がある」と思われる方は多いと思います。

その一方で
「インナーカラーとはそもそも何なんだろう?」「バグっとしたイメージはあるが詳しくはわからない」
「種類はあるのだろうか?」

そう思われている方が多いかと思います。

本日はそんなあなたの為に、インナーカラーとは?という基本的な部分から
「インナーカラーの様々なデザイン」「美容院での頼み方」「ケア方法」などを、
わかりやすく
ご紹介いたします。


最後まで読んでいただけると、あなたにあったスタイルが見つかる事、間違いなしです。


是非、御一読お願い致します。




 

インナーカラーとは




インナーカラーとは、髪の内側だけを染めるヘアカラーの事です。

入れる範囲や場所、表面の色との組み合わせなど、様々なデザインにすることができます。

ちらっとさりげなく見える内側のカラーは
若い方のみならず幅広い層で愛され、流行しています。

髪の内側だけのデザインなので「派手なカラーをしたいが似合うか心配」「全体ブリーチには抵抗がある」「個性的なスタイルにしてみたい」そんな方にオススメです。

インナーカラーの多くは、ブリーチをするのでどうしても髪が傷んでしまいます。


ですが、髪の内側にしかデザインしないので傷む面積が狭く、しっかりケアをすればそこまでダメージが気にならない場合が多くなります。


 


スタイル別インナーカラー




先程「インナーカラーとは?」と、お話をさせていただきましたが、
ここではインナーカラーを入れる範囲と、インナーカラーを入れた時の見え方をご紹介します。

また、長さ別スタイル別でもまとめましたので、ご覧下さい。

入れる範囲


インナーカラーを入れる範囲ですが、一般的には耳上に入れる場合が多くなります。

ですが、これより少ないもみあげのみに入れる場合もありますし、
バックまで生え際に沿って、一周すべてインナーカラーを入れる場合もあります。

下記では入れる範囲での見え方の違いを、ヘアスタイル画像と一緒に解説していきます。

一般的な範囲



髪を下ろしていても前から見える位置に、デザインされています。髪を下ろしても結んでいても、インナーカラーが見え存在感はしっかりあり、可愛いですね。

少なめのもみあげ



髪を下ろした状態だと、色にもよりますが見えづらいデザインです。
耳にかけた時に、ちょろっと見えるのが可愛いデザインです。
やりすぎず、ナチュラルにインナーカラーを楽しみたい方にはオススメです。

サイドからバック一周



前からみた印象は、一般的な範囲のインナーカラーと変わりません。
ただ後ろに入っていると、結んだ時にしっかり見えるのと、巻いた時にランダムに見えて可愛いデザインになります。

ショートスタイル



サイドがすっきりしてレイヤーの入っているショートスタイルは、インナーカラーが見えやすくなります。耳に髪をかける事も多いスタイルなので、思いっきりインナーカラーを楽しむ事が出来ます。


 

ボブ・ロングスタイル



ボブはショートスタイルとは異なり、レイヤーが入っていない場合が多くなります。
少し入っていても、ショートスタイル程入っていないスタイルなので
表面の髪をアップしない限りあまり見えません。


ですが、耳にかけたり結ぶことも出来るので
結んでチラ見せしたり、アレンジ方法で様々なスタイルが楽しめるのはボブインナーの魅力です。




最近では韓国ボブも流行っていますし、様々なボブアレンジが出てきて沢山楽しめますよ。

また、普段は結んで隠すこともできるので、大人女子にもオススメです。

ロングスタイルも同様です。

 

インナーカラーのスタイル例




様々なインナーカラーのスタイルをまとめました。

スタイル、入れている範囲、色など説明しています。ご覧下さい。

ショートスタイル×ホワイトアッシュ



このスタイルはもみあげに少しと、前髪に少しインナーカラーを入れています。

いれる範囲が狭いのと、色の効果もあり大人っぽくナチュラルですよね。

「インナーカラーというと若者向けなんじゃないか?」
そう思われている方は、入れる範囲や色で変わるので挑戦してみてはいかがでしょうか?

軽く耳にかけ、前髪をややアップでインナーを引き立たせるスタイリングもオススメです。

ショートウルフ×ベージュ



このスタイルはもみあげに少しと、前髪の端にもデザインで入れています。

インナーカラーだけでなく、ポイントで表面にデザインを入れるのも可愛いですよね。

サーモンピンクとベージュの組み合わせも、ビビッドな色合いではなく
くすんだ色同士なので、派手すぎずこなれ感も出て素敵です。

ボブ×ピンク



このスタイルはインナーにピンクカラーが入っています。
入っている範囲も一般的な範囲のデザインです。表面を暗くす事でインナーが際立ちます。

少しマットみにあるピンクは、今年っぽくて素敵ですね。

ロング×ベージュ



オーダー多数の大人気の組み合わせです。
大人らしさもあり、可愛さもあり、派手すぎずどんな系統のお洋服にも合うのが人気の理由です。
この組み合わせは間違いありません。

さらっとストレート仕上げても、ゆるく巻いても可愛いですよ。

ロング×モスグリーン



表面のカラーより暗めのインナーもありです。
表面はスモーキーグレーでインナーはモスグリーン。

全体的にスモーキーな仕上がりを狙い、さりげないインナーカラーで大人っぽく仕上げるのも素敵です。

 

インナーカラーとフレミングカラーの違いは?




インナーカラーと同じぐらい「フレミングカラー」という文字も目にすることが多くないですか?

フレミングカラーとは、最近流行りはじめたデザインカラーのことです。

「インナーカラーとの違いってなに?」「一緒じゃないの?」そう思われている方も多いかと思いますので、説明します。

 

フレミングカラーとは?




フレミングカラーとは、前髪からもみあげにかけてブリーチを入れ、顔周りを囲むように作るデザインの事です。

インナーカラーは耳周りに、フェイスフレーミングは顔周りにデザインが入るということです。

顔周りに入ると、ぱっと見の印象はインナーカラーよりはっきりわかります。
デザイン性もあがり、個性的な印象になります。

思い切ってイメージチェンジをしたい、色を楽しみたい、そんな方にはオススメです。

 

インナーカラーはブリーチなしでも可能?




「インナーカラーをしたいけど、ブリーチに抵抗がある」「会社や学校はブリーチ禁止で出来ない」そう思われている方も多いですよね。

そんな方は、ブリーチをせずともインナーカラーを楽しむことが出来ます。

ただブリーチした時に出る原色に近い色や、透明感のある色は難しくなります。

インナー部分と表面の色に差をつければ、インナー部分が目立ちます。

例えば、表面の髪を真っ黒にして、インナー部分を茶色にするとインナー部分は目立ちますよね。

そこまでやらないにしても、その要領でやります。

表面を明るいブラウンにして、インナー部分を深いグリーンにしても素敵ですし
組み合わせ自由です。

「ブリーチなしでやってみたいな」と思われる方は、美容師に相談してみましょう。

 

インナーカラー後は、ケアをしっかりと!




いくらブリーチをした範囲が狭いからといって、ケアを怠ってはいけません。

ブリーチは施術の中で、トップレベルにダメージする施術になります。

なのでインナーカラーをした後は、しっかりお風呂でトリートメントをし、乾かす前にも洗い流さないトリートメントを付けましょう。

 

インナーカラー後のオススメケア方法


①お風呂でトリートメント

コンディショナーやリンスではなく、必ずトリートメントを付けましょう。

②週一でヘアマスクでケア

ヘアマスクとはトリートメント濃度を更に濃くしたトリートメントです。

週一集中ケアがオススメです。

③ドライヤー前、ヘアアイロンを使う前に髪を熱から守るものをつける

熱を髪に当てると髪は乾燥しパサパサしてしまいます。

なので乾燥を防ぐ為にもドライヤー前にヘアオイル、アイロン使う前にアイロン用のヘアオイルを

つけ乾燥から守りましょう。

④すぐに乾かして、髪が濡れたまま寝ない

髪は濡れている状態がとてもデリケートです。
なので濡れたまま寝てしまうと、枕に擦れる度にキューティクルがはがれ
髪がバサバサになってしまいます。

出来るだけ早く乾かしましょう。

 

パーマをされている方は注意!




先程も少しお話させていただきましたが、ブリーチは全ての美容技術の中でもトップレベルにダメージしてしまう施術です。

また、縮毛矯正やパーマも場合によっては同じぐらいダメージしてしまう施術になります。

なので、その2つが重なり合うとダメージがとても出てしまいます。

結果として、手が通らなかったり、髪が切れてしまったり、見た目もバサバサしてしまいます。

なので、両方同時に行うのは髪に対しリスクが高くなります。

縮毛矯正、パーマ、ストレートパーマをされている方は、
髪の為にも避けられた方がいいかと思います。

またパーマ部分が取れて残っていない場合でも、薬剤がついていたことには変わりはないので

「パーマが取れたから大丈夫!」なんてことはないので要注意です。

パーマ部分がなくなるのを待ち、施術されるのが一番安全な方法です。

 

だいたいどれぐらい色がもつの?




ブリーチカラーの色持ちは約1週間〜2週間程度になります。ブリーチをした事がある方はお分かりかもしれませんが、ブリーチを初めてした方、これからする方は驚きますよね。

シャンプーをするたびにカラーは落ちていきます。

ブリーチなしのカラーに比べると、はるかに色が落ちるのがはやくなります。

色が抜けたまま過ごす方も多くいらっしゃいますが
色をいれた方が素敵なので、頻繁に染め直す事になります。

経済的にも負担を減らしたいのであれば、計画的に考える必要がありそうですね。

そこで

「出来るだけ色を持たせたい!」

そんな方にオススメの色持ち方法と、はやく色抜けしてしまうNG行動をご紹介しますので、
下記をご覧下さい。

 

インナーカラーの色持ち方法




ここでは色持ち方法と、色が早く落ちてしまうNG行動をご紹介致します。

・カラーをした日にシャンプーはしない


ヘアカラー剤は、髪にしっかりなじむのに約24時間かかります。


薬剤で髪を膨らませて、その中に色を入れるのが、カラー剤の仕組みなのですが
施術当日は、まだ髪が膨らんでおり、水になじみやすくなっています。


その為、カラーで髪に入れた色は水だけでも流れやすい状態となります。


・カラーシャンプーを使用する


カラーシャンプーは是非使いましょう。


カラーシャンプーとは、ヘアカラーの色素がシャンプー剤に含まれており
「髪を洗いながら髪に色を補給できる」ものです。 それによって色味が長持ちします。


カラーで染めて1週間は、髪も地肌も敏感です。
この期間をどう過ごすかで、色持ちの効果が大幅に変わってきますので、染めたてから使いましょう。


 

色が落ちてしまうNG行動



・180度以上でアイロンを使う


過度な熱は変色の原因になります。


ヘアアイロンなどを使う際は、洗い流さないトリートメントや、熱に対応するトリートメントで事前にケアをしましょう。


特にアッシュ系は熱に弱く180度以上で使用すると色素が分解されてしまい
1回使用するだけで色が変わってしまいます。


アイロンを使用する時は、160度以下で使用しましょう。


また、ドライヤーは熱が一点に当たらないように動かし、根元から風を当てましょう。


・すぐに乾かさない&トリートメント付けない


キューティクルが痛んでいると、そこから色味が流出してしまいます。


なので、その状況をつくらないことがベストです。


濡れている状態の髪は、とてもデリケートでキューティクルが傷つきやすくなっています。


すぐに乾かし、乾かす前に洗い流さないトリートメントを使い
しっかりキューティクルを補修してあげましょう。


 

セルフのインナーカラーは出来るだけやらない




様々な媒体で、セルフインナーカラーのやり方が掲載されています。
手軽に始めれる環境が整っている訳ですが、ブリーチはとても難しい施術です。

誤った方法でブリーチしてしまうと、必要以上にダメージが出てしまいます。
その結果、毛先がパサパサになり手が通らなくなったり
髪が切れてしまったり、ムラになってマダラ模様になってしまったり
色が思うように入らなくなってしまったりします。

また一度ブリーチでそうなってしまったものを元に戻すのは
とても難しいということを覚えておいてください。

何ヶ月もかけて美容院で丁寧に直す事になります。

そうならない為にも、美容院で施術してもらいましょう。

 

美容院でのインナーカラーの流れ




美容院でのインナーカラー施術の流れをご紹介します。

①カウンセリング



インナーカラーの場合、なりたいスタイルの写真を持っていきましょう。

口頭のみのやりとりだと、ズレが生じるパターンがあります。

またカラーチャートと言ってカラーの色見本のようなものが美容院にはあり
それを見て選ぶ方も多いと思います。

しかしあの小さな毛束では「想像と違う」なんて事も起きかねません。

その為、理想のスタイル画像はマストです。

②ブリーチを塗布



「ブリーチはしみる」「ブリーチすると頭皮が痛い」そう耳にされた事はございませんか?

ブリーチ剤はとても刺激が強いので、しみる方はしみてしまいます。

カラー剤がしみてしまう方は高い確率でしみるでしょう。

そんな時は「しみないようにできますか?」と一言美容師に伝えましょう。

そうすると、しみないようにブリーチをしてくれることがほとんどです。

③放置



色をしっかりと抜く為、時間を置きます。

長い場合は1時間程置く場合もあります。

また長く置いて色が抜けず、1回流してまた塗布する場合もあります。

抜け具合は人それぞれで、予想も出来ないこともあるので
予定の施術時間を越える場合もあります。

お時間に余裕がある日に予約するのがよいでしょう。

④流し



ブリーチを流します。

⑤オンカラー



ブリーチを流し、再度カラーをして終了となります。

ブリーチでしみない方でも、カラーでしみる方が多くいらっしゃいます。
しみる方、しみてきた時は美容師に声をかけましょう。

カラー後また時間を置いてシャンプーに入ります。
その時に一緒にサロントリートメントをし、集中ケアをするといいでしょう。

 

まとめ




いかがでしたか?本日は「インナーカラーの全て」をご紹介致しました。
書いてあることを、もう一度箇条書きにしてみます。

・デザインも色も自分の好みに合わせる事が出来る

・ブリーチする範囲が少ないので全体ブリーチよりはダメージはかからず、手軽に始める事が出来る

・縮毛矯正やパーマをされている方は、ダメージの為にも控えた方がいい

・セルフは避けて美容院で施術してもらう

上記の項目をおさえていただくと、素敵なスタイルに出会えること、間違いなしです。

是非参考にして下さい。ありがとうございました。

【関連記事】

カラーが染みるとお悩みの方必見!美容のプロが原因と対処方法をご紹介

髪の毛をブリーチをする時に、知っておいた方が良いダメージについて

髪を染める初めての方が覚えておくと役に立つ5つの基礎知識

 

 

 



◆◆◆発行元◆◆◆

SOY-KUFU 高田馬場店

03-5944-9978

〒171-0033
東京都豊島区高田3丁目16-9 小倉ビル2F A

ブログ一覧