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危険!?セルフストレートパーマを検討している方に美容師が伝えたい事

この記事は【セルフでストレートパーマを検討されている方】にお届けする記事です。

「自宅でストレートパーマは可能?」
「自分でするストレートパーマと美容院でするストレートパーマの違いは?」

などと思われている方もいらっしゃると思います。

「ストレートパーマとは?」から「自宅と美容院でするストレートパーマの違い」や「自分でストレートパーマをして失敗してしまった時の対策」などを、わかりやすくご紹介いたします。


是非、御一読お願い致します。


 

 

 

ストレートパーマとは




ストレートパーマとはクセをゆるめる時におこなう施術になります。

ストレートパーマと縮毛矯正の違いですが、縮毛矯正でクセを伸ばすとボリュームがなくなり、まっすぐストンとなりやすくなります。ストレートパーマだとそうなり過ぎず、より自然な仕上がりでクセやうねりを緩めることができます。

「根元のボリュームはそのままで、サイドの広がりを少し落ち着かせたい」という方は、ストレートパーマがオススメです。


根元のボリュームを保ちつつ、自然にボリュームダウンすることが可能です。


ストレートパーマは平均2ヶ月〜3ヶ月持続します。


普通のパーマと同じように少しづつ落ちてきます。

また、ストレートがかかっている部分をカットするとストレート部分が少なくなり、くせが気になり扱いづらくなる可能性があります。


その為、クセの強さにもよりますが3.4ヶ月に1回の施術がおすすめです。


また「ミディアムスタイルからショートスタイルにする」など、カットする長さが長い程、ストレートの部分がなくなり、扱いづらくなってしまいます。


短い期間でのかけすぎはダメージが伴うので美容師と相談して下さい。

 

セルフストレートパーマと美容院の違い




セルフでするストレートパーマと美容院でするストレートパーマの違いをご説明します。

 

美容院でやるストレートパーマ


髪質と状態の判断ができる
・クセにあった薬剤設定と放置時間を、プロの目で見て判断が出来る
・薬剤をつけてクセが伸びた時のチェックが正確に出来る

 

などなど様々な知識と経験、技術が必要になってきます。

ストレートパーマは、まず還元剤という薬剤で髪の結合を切断します。

その後、酸化剤という薬剤をつけて再び結合させるという仕組みでストレートパーマがかかります。

クセの強さや髪質によって、使う薬剤は異なり施術する髪質や髪の傷み具合によっても使い分けられます。

美容院でストレートパーマをやる場合、髪質やクセをみて薬剤設定が可能なのでダメージを最小限におさえる事が出来ます。

 

 

セルフでするストレートパーマ


市販のストレートパーマの場合、薬剤の選択肢が美容院に比べて少ないでしょう。

また、自分の髪に合った薬剤を選ぶことも美容師以外には出来ないため、髪質や髪の傷み具合に適していない薬剤を使用してしまうことにより、髪が大きくダメージしてしまう可能性も高くなります。

市販のストレートパーマ剤を使い、自分の髪にストレートパーマをかける場合には、見えにくいところや手の届きにくい所が出てしまいます。

その結果ムラになってしまいます。ストレートパーマには非常に高い技術が必要になるということですね。

ストレートパーマは、髪に与えるダメージが大きい施術ですので、繰り返しすことが難しく、失敗が許されない施術ですので、慎重に行う必要があります。

 

 

セルフストレートパーマのリスク




薬剤選定、放置時間の誤りなどにより髪が強く傷んでしまします。

市販の薬剤は個人の髪質・状態に合わせて調合されていません。

誰でもクセを伸ばしやすいように、市販のストレート剤はかなり強く薬が設定されています。

素人の方が自分の髪質を見て、塗布する量や放置時間やストレートを流すタイミングなどを完璧にこなす事は出来ないと思います。

なので、綺麗な仕上がりになることは難しいかと思います。

結果、ものすごくダメージしてしまいチリチリの毛になったり、クセは伸びなかったのにダメージだけ残ってしまったり他にもいろんな失敗に繋がってしまう事もあります。

万が一上手にクセが伸ばせても、セルフ縮毛矯正の大きなダメージは絶対に避けることが出来ません。

そして、一度ダメージしてしまうとその部分は元の状態に戻ることはありません。

トリートメントでなんとなく見た目は誤魔化せても、他の髪型がやりたいなと思った時に出来なかったり、やりたいカラーが出来なかったりしてしまうので要注意です。

 

セルフストレートパーマで失敗した時の対処法




セルフでストレートパーマをして失敗した時の対処法を紹介します。

自分で直すのは不可能なので止めましょう。

いくつか方法があるので、ご紹介します。

 

美容院に行く


自分で直す事は出来ないので必ず美容院で直してもらいましょう。

失敗したセルフストレートを直す時は、現状をしっかり伝える事がとても重要です。


細かく伝えれば伝える程良いですよ。必要となる項目がいくつかあるので準備していきましょう。


【項目】


・セルフストレートをやった日にち


・定期的にしているのか


・商品名

 

塗り方

・根元だけ塗った or 毛先まで塗った


・どのような手順で染めたか


時間


・塗り始めからシャンプーするまで、どれぐらい置いたか


思ったことや感じたことなどを、何でも美容師に相談するのが良いでしょう。


 

髪を切る


ダメージを受けてしまい髪がもうどうしよもなくなってしまった場合、切る選択肢もあります。

ダメージがひどい部分だけ切って、あとはトリートメントでケアします。

その後は少しずつダメージ部分を切ってあげると良いかと思います。

「枝毛ぐらい自分で切れる!」と思って切ってしまうと、長さが左右で変わってしまったりバランスが崩れてしまう場合もあるので、枝毛カットでも美容院に通うのがオススメです。

 

ストレートはとても難しい施術です。


美容師でもストレート施術には、研ぎ澄まされたテクニックと知識がないと綺麗に仕上げることが出来ません。


なので、失敗したストレートをムラなく綺麗にする事は難しい場合が多いでしょう。


失敗の可能性が高くダメージも大きいので、ストレートは必ずサロンで施術しましょう。


 

どうしても自分でやる場合




 

どうしても自分でストレートをしないといけない、となった時に守っていただく項目がいくつかあります。下記の事は必ず守りましょう。

 

説明書のやり方や薬をおく時間は守ろう


例えば「薬の時間を長くおいたほうがクセが伸びそう」と思って説明書にかかれた時間より長く置いてしまうと、髪がちりちりになってしまいます。

ひどい時は毛がちぎれます。

そうするとヘアスタイルも扱いづらくなりますし、きたなく見えてしまいます。

見た目ではダメージがわからない場合でも、セルフ縮毛部分は髪内部が大きく痛んでいます。

次回縮毛やカラーをする時に大きな失敗の原因にもなりますので、やり方は必ず守りましょう。

 

しっかりヘアケアをする




ストレートパーマは非常にダメージを伴う施術になります。なのでトリートメントでしっかりケアをしましょう。

効果的なトリートメントでのケア方法をご紹介します。

 

トリートメントの正しい付け方


トリートメント剤は頭皮には必要ありません。

髪の毛の根元から12センチは避けてつけるようにしましょう。


頭皮に沢山付けてしまうと、髪内部や頭皮の油分が多くなり、ベタついたり、毛穴が詰まってしまいます。


そうすると、頭皮環境が悪化してしまい、抜け毛などトラブルの原因になってしまいます。

(頭皮についても悪いものではないですが、頭皮に付かないようにすると良いです)

 

【ポイント】すぐ乾かす

お風呂からあがった後は、すぐに髪の毛を乾かしましょう。濡れた状態で放置すると、髪の毛のキューティクルが開いたままになるので、トリートメント成分が流れ出てしまいます。


また、濡れたまま寝てしまうと、しっかり閉じていないキューティクルが、枕の摩擦でこすれて余計にダメージしてしまいます。なので、しっかり乾かしましょう。


 

サロントリートメント


サロンで出来るトリートメントをするのはとても効果的です。

美容院のトリートメントは市販のトリートメントと違い美容師が髪質やダメージ具合をしっかり判断し、その髪に合ったタイプのトリートメント剤を選択することによって、ダメージ部分を重点的に補修することができます。

さらに、美容院のトリートメントにはいくつかの工程があり、何種類かを重ね付けしたり、専用の機械を使用してその効果を促進させる物もある為、時間がかかります。

このような理由から、美容院のトリートメントは、市販の物と比べると値段は高くなりますが、髪のコンディションは確実に良くなります。

美容院のトリートメントは、傷んだ髪を修復し、健康な髪質に変えていくことがメインです。

髪に必要な水分や油分を補給し、毛髪内部にしっかり栄養分を入れることで、手触りのいいまとまった髪を手に入れることができます。

髪質によって個人差はありますが、数週間から1ヶ月程度と持ちが良いのが特徴です。

 

そうするとストレートパーマの持ちがよくなることも。

髪の毛の内部がスカスカだと、パーマの持ちが悪くなったりするので、すぐに落ちてしまう可能性もあります。

トリートメントで髪の毛の内部を補修することで、パーマの持ちも良くなります。

髪の毛はダメージを受けたら元に戻らない事も覚えておきましょう。

皮膚には、古くなった細胞を新しいものにする【自己再生能力】が備わっていますが、髪は一度傷むと自然に回復することができません。

あらゆるダメージから髪を守るためにも、定期的に美容院でトリートメントすることをおすすめします。

 

トリートメントをする頻度


トリートメントをする頻度ですが、ご自宅でするトリートメントは毎日欠かさずにやりましょう。

お風呂でトリートメントをし、乾かす前には洗い流さないトリートメントを付けしっかり乾かす。このルーティーンは必ずやりましょう。

美容院でトリートメントをする場合の頻度は、1ヶ月~1ヶ月半くらいがおすすめです。

美容院のトリートメントは、髪の毛の内部に栄養成分をたっぷり補給し、毛髪内部を補修してくれます。

髪の状態や、ご自宅でのケアの仕方にもよりますが、1ヶ月~1ヶ月半くらいは効果が持ちます。

トリートメントの効果を感じなくなる前に美容院で施術すると、綺麗な状態をキープすることができます。

施術をしたときは、特に髪の毛がダメージを受けるので、しっかりとトリートメントをしてもらいましょう。トリートメントだけで美容院に行っても大丈夫です。

美容院でトリートメントをしたら、そこで終わりではありません。

自宅での継続的なヘアケアが、美容院で行ったトリートメントの効果を少しでも長く維持し、その期間を延ばすことができます。

 

【抑えておくとよいポイント】洗浄力の強いシャンプーはNG

トリートメント効果を持続させる為に、自宅で使用するシャンプー選びはとても重要になります。

洗浄力が強く脱脂力の強いシャンプーを使ってしまうと、せっかく美容院で行ったトリートメントの効果は、すぐに実感できないものとなってしまいます。

トリートメントは、油分が多く含まれています。

油分を取りすぎてしまう市販のシャンプー剤などを使うのはおすすめできません。

シャンプー剤も洗浄力が強すぎず、自分の髪質にあったものを選ぶことをおすすめします。

 

自分にあったトリートメントの選び方


自分に合うトリートメントですが髪質に合ったものを使う事です。

自分の正確な髪質は、美容師に見てもらうのが1番でしょう。

乾燥毛に対してや、クセで広がりやすい髪質に対してなど、髪質や髪の悩みに効果のあるトリートメントを、美容院では用意しています。

満足度の高いトリートメントをしてもらうには、自分の髪の悩みをしっかり伝えることも大切です。

髪の毛のプロである美容師に見てもらい、今の髪質にあったトリートメントを選んでもらいましょう。

薬局などで売っているトリートメントより、サロンで売ってるトリートメントの方がトリートメント濃度が高いのでサロン専売品がオススメです。

最近だと価格もそんなに変わらないので提案された物を使うと良いでしょう。

 

まとめ




いかがでしたか?本日は「セルフのストレートパーマについて」ご紹介致しました。

書いてあることを、もう一度箇条書きにしてみます。

 

・ストレートパーマはくせを緩める施術

・ストレートパーマをするなら必ず自分でやらず美容院でやろう!

・自分でストレートパーマをして失敗してしまった場合、美容院で直してもらいましょう。

 

上記の項目をおさえていただくと、素敵なヘアスタイルを楽しめるかと思います。

是非参考にして下さい。ありがとうございました。

 

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